手をつなぐ子等 作品情報

てをつなぐこら

伊丹万作が脚色した遺作シナリオを映画化

特異児童、それが中山勘太だった。三回も学校を替わって、その新しい学校でも受け持ちの先生が手を焼いている。どうにも導きようのないくらい物覚えが悪く、どんな先生が受け持っても、日ならずしてサジを投げてしまう。可哀想な子、両親さえ持て余して、勘太の顔を見るたびに深いタメ息をつくのだった。それだけに親とすれば、一しお可愛い勘太であった。なんとか勘太を育ててくれる先生はいないものだろうか。父と母の話が、二口目にはその事に移っていくのである。ところが突然、父親は気になる勘太を母一人の手に残して召集される。母はあわてた。そしてもう何回となく足を運んだ小学校の門を、今日は一層沈うつな面持ちでくぐった。だが母親にとり、いやそれ以上に勘太にとって何という幸運だったろう。松村訓導という児童の心を良く知った先生がいたのである。

「手をつなぐ子等」の解説

特異児童研究家として著名な田村一二の原作より故伊丹万作が脚色した遺作シナリオを、稲垣浩が「壮士劇場」に次いで監督する。撮影も「壮士劇場」の宮川一夫の担当。一般より募集した少年俳優のほか、徳川夢声、杉村春子らが出演している。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)

公開日・キャスト、その他基本情報

キャスト 監督稲垣浩
出演初山たかし 長門裕之 宮田次郎 太田多壽雄 笠井伊夫
制作国 日本(1948)

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最終更新日:2018-09-15 00:02:00

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