タレンタイム~優しい歌 作品情報

たれんたいむやさしいうた

伝説の映画が、8年の時を経てついに公開

タレンタイム~優しい歌のイメージ画像1
タレンタイム~優しい歌のイメージ画像2

マレーシアのとある高校で、“タレンタイム”(学生の芸能コンテスト)が開催される。裕福な家庭に育ったピアノが得意なムルーは弾き語りで参加する事に。耳の不自由なマヘシュは、練習期間中バイクで彼女の送り迎えをする。二胡を演奏する優等生カーホウは、成績優秀で歌もギターも上手な転入生ハフィズに成績トップの座を奪われ、わだかまりを感じている。マヘシュの叔父に悲劇が起き、ハフィズの母も闘病生活を続けている…。

「タレンタイム~優しい歌」の解説

51歳の若さで亡くなったマレーシアの女性監督ヤスミン・アフマドの遺作にして最高傑作が、没後8年経ってついに劇場公開。マレー系、インド系、中国系─学生たちは民族や宗教の違いによる葛藤も抱えながら“タレンタイム”に臨む様子を描く。多民族国家マレーシアならではの現状と問題が興味深い。演じるのは、パメラ・チョン、マヘシュ・ジュガル・キショールらフレッシュな役者たち。人種や言語、信仰の異なる少年少女たちの心の機微を見事に表現している。また、ドビュッシーやバッハなどのクラシックに加え、マレーシアの人気アーティスト、ピート・テオが作曲したオリジナル曲など、全編を彩る多彩な音楽にも注目したい。

タレンタイム~優しい歌のイメージ画像3

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2017年3月25日
キャスト 監督・脚本ヤスミン・アフマド
出演パメラ・チョン マヘシュ・ジュガル・キショール モハマド・シャフィー・ナスウィ ハワード・ホン・カーホウ
配給 ムヴィオラ
制作国 マレーシア(2009)
上映時間 115分

(C)Primeworks Studios Sdn Bhd

ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、4件の投稿があります。

P.N.「こうもと」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2020-01-29

ミスコミュニケーションという言葉がある。コミュニケーションの行き違い、伝達の誤り、誤解を意味する。しかし俺は思う。行き違いが無い会話、完璧な伝達、心からの理解、そんなのあるか?そもそもコミュニケーションはすべて、ミスコミュニケーションじゃないだろうか。人と人は違う。話せば伝わるなんて思い込みだ。傲慢だ。利己主義だ。この映画には伝わるという思い込みがない。傲慢さがない。登場人物すべてが利他的で、愛おしい。伝わらないということを誰よりも知っていて、それでも伝えたいともがく君を、俺は抱きしめたいと思った。

最終更新日:2020-10-11 00:01:05

広告を非表示にするには