赤線地帯 作品情報

あかせんちたい

成澤昌茂の脚本を、「新・平家物語」の溝口健二が監督した作品

特飲店「夢の里」には一人息子修一のために働くゆめ子、汚職で入獄した父の保釈金のために身を落したやすみ、失業の夫をもつ通い娼婦のハナエ、元黒人兵のオンリーだったミッキーなどがいた。国会には売春禁止法案が上提されていた。「夢の里」の主人田谷は、法案が通れば娼婦は監獄へ入れられるといって彼女等を失望させた。新聞を読んで前借が無効になったと考えたより江は世帯道具を持ってなじみ客の下駄屋の許へ飛び出したが、結局自堕落な生活にまた舞い戻ってくるのであった。

「赤線地帯」の解説

「新・平家物語 義仲をめぐる三人の女」の共同脚色者の一人、成澤昌茂の脚本を、「新・平家物語」の溝口健二が監督、「俺は藤吉郎」の宮川一夫が撮影を担当した。主なる出演者は「虹いくたび」の若尾文子、京マチ子、川上康子、「母ふたり」の三益愛子、「幸福はあの星の下に」の木暮実千代、「大当り男一代」の進藤英太郎、「東京犯罪地図」の菅原謙二、「剣豪二刀流」の加東大介など。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)

公開日・キャスト、その他基本情報

キャスト 監督溝口健二
出演若尾文子 三益愛子 町田博子 京マチ子 木暮実千代
制作国 日本(1956)

ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、2件の投稿があります。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2020-02-25

NHKラジオ深夜便のアーカイブで聴いた「女優が語る私の戦後」若尾文子の回。幼き日,疎開先の仙台空襲後の焼け野原,寮生活,長谷川一夫との出逢い,大映時代の徹夜続きの日々,そして本篇撮影での地獄体験。俳優をギリギリ迄追い詰めて行く溝口監督の演出法。役に為りきる若尾の苦心談等一際貴重な内容何だ

最終更新日:2020-12-17 00:01:04

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