メカニック(2011) 作品情報

めかにっく

南米コロンビアの麻薬王が自宅のプールで暗殺、だが事件は事故死と判断された。闇の犯罪組織に雇われ、殺人の痕跡をいっさい残さない暗殺者、アーサー・ビショップ(ジェイソン・ステイサム)の犯行であった。常に慎重を期し、米ニューオリンズの沼地の奥にある隠れ家を誰に知らせることもない。クラブで知り合った美女サラ(ミニ・アンデン)との関係もその場限りで、誰とも組まずに孤独を受け入れる男。そんなアーサーの元に闇組織の雇い主サンダーソン(トニー・ゴールドウィン)から新たなミッションが下される。アーサーの親友であり、この仕事を始めるきっかけを作ってくれた恩人ハリー・マッケンナ(ドナルド・サザーランド)の暗殺。サンダーソンによれば、ハリーは組織を裏切って他の暗殺部隊を壊滅させたという。アーサーは葛藤を抱えながらも、プロとしてこの仕事を引き受ける。車椅子生活をおくるハリーを抹殺するのは、友人を騙すことに対する苦悩を除けば、たやすいことだった。ハリーの葬儀に出席したアーサーは、ハリーの息子・スティーブ(ベン・フォスター)と再会。父を殺したヤツに復讐したい、そして父がアーサーに教えたことを自分も教わりたいというスティーブ。アーサーは罪悪感も手伝い、彼を助手に迎え、暗殺のテクニックすべてを叩きこもうとするのだった。最初の仕事こそ手際が悪かったが、スティーブはメキメキと腕を上げていく。勝手に助手を雇ったことがサンダーソンには面白くないが、アーサーは使えるヤツだと説得する。次なるターゲットは自称“救世主”のカリスマ的な金満宗教家。二人は標的が滞在するホテルに手際よく潜入。だがスティーブのちょっとしたミスから、派手な銃撃戦は避けられなくなる。この頃から、何かが確実に狂い始めていた。死んだはずの男の突然の出現、ハリー暗殺ミッションの意外なからくり、そして父を殺したかもしれないアーサーに対するスティーブの疑念。誰を信じ、誰を敵とみなすべきか。混沌とした状況下、アーサーの命を懸けた戦いが始まろうとしていた……。

「メカニック(2011)」の解説

証拠をまったく残さず、機械のように完璧に暗殺を遂行することから“メカニック”と呼ばれる殺し屋の姿を描くアクション。監督は「ストレンジャー・コール」のサイモン・ウェスト。出演は「ロシアン・ルーレット」のジェイソン・ステイサム、「パンドラム」のベン・フォスター、「フールズ・ゴールド/カリブに沈んだ恋の宝石」のドナルド・サザーランド。

72年に製作された、チャールズ・ブロンソンの同名アクションをリメイク。犯罪組織からの暗殺依頼を完璧に遂行する男、アーサー。そんな彼に助手スティーヴが付くが、その父親はアーサーが命を奪った組織のトップで親友でもあるハリーだった。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2011年8月13日
キャスト 監督サイモン・ウェスト
出演ジェイソン・ステイサム ベン・フォスター ドナルド・サザーランド トニー・ゴールドウィン ジェームズ・ローガン ミニ・アンデン ジェフ・チェイス クリスタ・キャンベル
配給 ショウゲート
制作国 アメリカ(2011)
年齢制限 R-15
上映時間 93分

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ユーザーレビュー

総合評価:3点★★★☆☆、1件の投稿があります。

P.N.「ヨリ」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2011-08-24

ジェイソン・ステイサムにピッタリのクールな役どころ!! 人としての感情をもう少し出してくれても良かったと感じたが…!? 元雇い主の息子役の、悲しみに満ちた表情は なかなか良かった。銃に刻まれた文字が、全てを語る。

最終更新日:2022-09-28 11:52:06

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