悪人 作品情報

あくにん

悪人なのは誰なのか…。妻夫木聡と深津絵里が生々しく演じる、孤独な日々からの逃亡劇

長崎在住の清水祐一は、博多で働く石橋佳乃と待ち合わせをしていた。しかし、待ち合わせ場所で佳乃は他の男の車に乗って行ってしまった。佳乃を追いかけた祐一は、福岡県の三瀬峠で彼女を殺してしまう。その後、長崎でいつも通りの日常を送っていた祐一は、以前出会い系サイトでメールをやりとりしていた馬込光代という女性と会うことに。ホテルでお互いを求めあった後で、祐一は光代に佳乃を殺したことを告白するのだが…。

「悪人」の解説

吉田修一のベストセラー小説を『フラガール』の李相日監督が映画化。原作者の吉田修一は李相日と共同で脚本も手掛けるほどの意欲作。この作品で描かれるのは、他人と理解しあうことなく、孤独な日々を生きている人間たち。彼らは他者との触れ合いを拒絶しながらも渇望しており、ちょっとしたきっかけで犯罪に巻き込まれていく。彼らは善人でも悪人でもなく、善人でも悪人でもあるのだ。そんな二つの顔を持つ主人公・清水祐一を演じるのは、妻夫木聡。髪を金髪にし、これまでの爽やかなイメージとは違った一面を見せる。馬込光代役の深津絵里も、清純派のイメージをかなぐり捨て、性欲やエゴイズムを持った生身の女性の姿をリアルに演じている。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2010年9月11日
キャスト 監督・脚本李相日
原作・脚本吉田修一
美術監督種田陽平
音楽久石譲
主題歌福原美穂
出演妻夫木聡 深津絵里 岡田将生 満島ひかり 樹木希林 柄本明
配給 東宝
制作国 日本(2010)
年齢制限 PG-12
上映時間 139分

(C)2010「悪人」製作委員会

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ユーザーレビュー

総合評価:4.58点★★★★☆、40件の投稿があります。

P.N.「水口栄一」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2020-08-14

悪人をまた観た。とても感動した。やはり共感できるところがいっぱいあった。まさに私こそ悪人と言っていいだろう。我が家は今はひじょうに静かな暮らしをしているが、昔から波乱万丈な家だった。そして私もまたいつも危険なところで生きてきたと思う。30代の頃にはニューヨークで出版された本を読んで悪魔的な知恵を身につけた。そのうえではっきり言えることは成功は悪と紙一重だということだ。誰もが小さな受刑者なのだ。だが、私はそれでいいと思っている。そのことをちゃんと認めた時に、そこから愛や優しさが生まれると信じているからだ。その意味でこの映画は決して忘れることができない。深津絵里さんは絶世の美女であり、ダイヤモンドのように光っている。

最終更新日:2020-09-25 14:38:41

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