ショウほど素敵な商売はない 作品情報

しょうほどすてきなしょうばいはない

1919年、モリー(エセル・マーマン)とその夫テレンス・ドナヒュー(ダン・デイリー)がアデルフィ劇場に出演したとき、当時1歳の長男スティーヴも初舞台を踏んだ。1923年にドナヒュー一座がピッツバーグ劇場に出演したときはスティーヴ6歳、それに4歳の長女ケイティ、2歳の次男ティムが加わっていた。それから月日が流れ、ドナヒュー夫妻は成人した長男スティーヴ(ジョニー・レイ)長女ケイティ(ミッチー・ゲイナー)次男ティム(ドナルド・オコナー)と5人一座を組み、ニューヨークのヒポドロムに出演して大当たりをとった。父親に似て浮気者のティムはガール・フレンドとナイトクラブへ行ったとき、そこの受付をしている歌手志望のヴィッキー(マリリン・モンロー)に眼をつけたが、体よく追いはらわれた。長男スティーヴが牧師になって欠けたあと、ドナヒュー一座はマイアミのショーに出演することになったが、偶然ヴィッキーもショーに出演するためマイアミに来ており、ティムは大喜び。ヴィッキーにブロードウェイ出演の口がかかって来たとき、一緒にティムとケイティも出演する話が決まった。スティーヴの牧師就任式にはドナヒュー一家も出席して前途を祝福した。その席で作詩者のチャールズはケイティと結婚したいとスティーヴに告げた。スティーヴはもちろん2人の婚約を喜んだ。その夜ティムとヴィッキーはふとしたことから喧嘩別れしてしまった。いよいよ初日という日、ティムは自動車事故で負傷、入院した。父テレンスに不心得を叱られたティムは詫び状を残して病院から行方をくらました。ヴィッキー、モリー、ケイティのショー「マンハッタン・パレード」は大成功だった。テレンスはショーに出演するかたわらティムの行方を探していた。ティムのことでモリーはヴィッキーのことを誤解していた。ティムの行方がわからず、自分の芸にも自身を失ったテレンスは、モリーのすすめる芸能人救済資金募集ショー出演をも断り、姿をくらました。そのショーのはじまった夜、ヴィッキーはモリーの誤解をといて和解した。そのとき、突然長男スティーヴが楽屋を訪れ、母をはげました。そこへ水兵服姿のティムが現れ、父テレンスもまた帰って来た。そして久しぶりに全員揃ったドナヒュー5人組はヴィッキーを加えて舞台に登場するのだった。

「ショウほど素敵な商売はない」の解説

「愛の泉」のソル・C・シーゲルが1954年に製作したミュージカル・ドラマ。故ラマー・トロッティのストーリーから「栄光何するものぞ」のフィービーとヘンリー・エフロン夫妻が脚色、「わが心に歌えば」のウォルター・ラングが監督した。撮影は「エジプト人」のレオン・シャムロイ、音楽は「エジプト人」のアルフレッド・ニューマンと「帰らざる河」のライオネル・ニューマンの共同である。主演は「マダムと呼んで」のエセル・マーマン、「雨に唄えば」のドナルド・オコナー、「帰らざる河」のマリリン・モンロー、「栄光何するものぞ」のダン・デイリー、歌手ジョニー・レイ、わがくに初登場のミュージカル・スター、ミッチー・ゲイナーで、そのほかリチャード・イースタム、ヒュー・オブライエン、フランク・マクヒュー、ライス・ウィリアムズらが助演する。

公開日・キャスト、その他基本情報

配給 20世紀フォックス極東会社
制作国 アメリカ(1954)

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最終更新日:2022-07-26 11:04:05

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