シネマ歌舞伎『怪談 牡丹燈籠』 作品情報
かいだんぼたんとうろう
牡丹燈籠が灯るとき、浮かび上がる人間の業…18年ぶりに片岡仁左衛門と坂東玉三郎が、美しく欲深い夫婦を演じた怪談噺の傑作
恋するあまり亡霊となって新三郎の元を訪ね、ついには新三郎を憑り殺すお露。百両と引き換えに主人・新三郎を裏切る伴蔵とお峰夫婦。不義密通がばれ、愛人・源次郎に主人を殺させたお国。三組の男女に焦点を当てて描く怪談噺。悪事を行った者たちは、次々と命を落としていく…。
「シネマ歌舞伎『怪談 牡丹燈籠』」の解説
「シネマ歌舞伎」12作目は、2007年10月に歌舞伎座で上演され、18年ぶりに片岡仁左衛門と坂東玉三郎が伴蔵とお峰を演じた「怪談 牡丹燈籠」。1892年に三遊亭円朝の同名作を三世河竹新七の脚色により歌舞伎座で上演されて以来の人気演目であるが、本作は1974年に大西信行氏が文学座のために書き下ろしたもの。言葉は口語に近く、人物像もより深く掘り下げられた、笑いどころも満載の、現代版「怪談 牡丹燈籠」になっている。また作者である円朝が舞台にも登場して高座で「牡丹燈籠」を「噺す」という趣向をとっており、こちらも三津五郎の力演によりたっぷり楽しめる。(作品資料より)
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2009年7月11日 |
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キャスト |
原作:三遊亭円朝
脚本:大西信行 演出:戌井市郎 出演:片岡仁左衛門 坂東玉三郎 坂東三津五郎 片岡愛之助 中村七之助 中村壱太郎 中村吉之丞 上村吉弥 坂東竹三郎 中村錦之助 |
配給 | 松竹 |
制作国 | 日本(2009) |
(c)松竹株式会社
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