実録阿部定 作品情報
じつろくあべさだ
昭和11年5月18日に起った“阿部定事件”を、男を想う中年女の哀しい女の性の立場から描く
東京・荒川の尾久の待合「満左喜」に居続けている中年男女の客があった。男は中野・新井の料理屋「吉田屋」主人・石田吉蔵で、連れの女はその店の女中・阿部定であった。二人が知り合ったのは、一カ月前、定が吉蔵の店で働くようになってからで、間もなく互いに惹かれ合い、関係を持つようになった。“床上手”の二人の仲は次第に深くなっていき、やがて、吉蔵の女房に知られてしまった。ある日、二人は、しめし合せて店を出ると、待合や旅館を転々として、「満左喜」へやってきたのだった。
「実録阿部定」の解説
脚本は「十代の性典'75」のいど・あきお、監督は田中登、撮影は「実録・元祖マナ板ショー」の森勝がそれぞれ担当。 (キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)
公開日・キャスト、その他基本情報
キャスト |
監督:田中登
出演:宮下順子 江角英明 坂本長利 |
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制作国 | 日本(1975) |
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