鳳凰 わが愛 作品情報

ほうおうわがあい

中国近代史を背景に描かれる一大叙事詩

1910年代の中国。恋人を守るために起こした些細なケンカから、15年の刑を言い渡され投獄されたリュウ・ランは、獄中で暴力をふるう夫を殺めたホンと出会う。二人は懲罰作業をともに行う事で、お互いの距離を近づけていく。刑務所内で開催された氷の彫刻大会の日、リュウは鳳凰の氷像を作る。それは、リュウのホンに対する愛を象徴するもの。やがてホンもそれに気づく。そんな二人を囚人仲間リアンは優しく見守るのだった…。

「鳳凰 わが愛」の解説

03年に主演した『ヘブン・アンド・アース』で中国映画に進出した中井貴一が、その時の思いを胸に、4年ぶりに主演した“中国映画”。今回はプロデューサーも兼ねた渾身の一作だ。激動の歴史の中で翻弄される男女の典型的なメロドラマであるが、背景にある歴史的事件にまで思いを馳せながら見るとより深く楽しめよう。1910年代の中華民国の誕生から、20年代の蒋介石の台頭、満州事変の勃発から日中戦争、そして国共内戦の時代まで-映画の舞台は一貫して刑務所の中だが、セリフや所内の様子から背景となる中国の近代史が垣間見られて興味深い。本作で描かれた時代を受け継ぐのがチャン・イーモウ監督の『活きる』。併せて見るのも一興だ。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2007年11月3日
キャスト 監督ジヌ・チェヌ
プロデューサー・出演中井貴一
出演ミャオ・プゥ グォ・タォ
配給 角川映画
制作国 日本=中国(2007)
上映時間 121分

(C)2007「鳳凰」製作委員会

ユーザーレビュー

レビューの投稿はまだありません。

「鳳凰 わが愛」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。

最終更新日:2016-02-12 15:53:02

広告を非表示にするには