魔笛 作品情報

まてき

英国の天才、ケネス・ブラナーがモーツァルトの名作オペラ「魔笛」を完全映画化

第一次世界大戦下の塹壕で、若い兵士タミーノは毒ガスに命を狙われ気絶する。それを救ったのは夜の女王の侍女を務める三人の従軍看護婦だった。タミーノの前に現れた夜の女王は、さらわれた娘パミーナの救出を依頼し、彼に魔法の笛を託す。タミーノは兵士パパゲーノと共にザラストロの城砦へと向かい、そこでパミーナを見つけた。二人はすぐに恋に落ちるが、タミーノは愛を成就するため、困難な試練に立ち向かうことになる。

「魔笛」の解説

「魔笛」はモーツァルトの晩年に作られた彼の最後のオペラであり、また彼の最高傑作とも言われている。ストーリーの軸は若い男女の恋物語だが、モーツァルトが会員だったフリーメイソンの教義や、ゾロアスター教の善悪二元論なども盛り込まれ、興味はつきない。今回の映画化は、『ヘンリー五世』『ハムレット』などシェークスピア作品の映画化の第一人者である英国の巨匠ケネス・ブラナーが演出を担当。舞台を中世のファンタジックな世界から第一次世界大戦下のヨーロッパに移し、平和への祈りをテーマにした9.11以降の今日的な作品に脚色。CGを多用した映像は大胆で、とくに冒頭のワンシーン・ワンショットは見るものに強い印象を残すだろう。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2007年7月14日
キャスト 監督・脚本ケネス・ブラナー
音楽ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
出演ジョセフ・カイザー エイミー・カーソン ルネ・バーベ リューボフ・ペドロヴァ ベンジャミン・デイ・デイビス
配給 ショウゲート
制作国 イギリス(2006)
上映時間 139分

(C)THE PETER MOORES FOUNDATION-2006

ユーザーレビュー

総合評価:3点★★★☆☆、1件の投稿があります。

P.N.「ミスチーフジョーンズ」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2007-07-31

「第一次大戦中を舞台にした作品」ではなく「第一次大戦風の小道具による新テイストの作品」。「演出」というほどこなれていない。舞台ならスルーしたファンタジックな設定やオペラのお約束が、等身大の映像から浮いてしまい、不自然さが目についた。「初めてのオペラ」には向かない作品。歌唱は良かった(パパゲーノと夜の女王が特に)ので、一般向け要素が薄いのが残念だ。

最終更新日:2017-01-27 15:45:00

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