野菊の如き君なりき 作品情報

のぎくのごとききみなりき

歌人伊藤左千夫が発表した小説「野菊の墓」を『お勝手の花嫁』の木下恵介が脚色し、自ら監督した作品。

河の流れに秋のけしきが色濃い。渡し舟の客、斎藤政夫翁は老船頭に、遠くすぎ去った想い出を語った。この渡し場に程近い村の旧家の次男として政夫は育った。十五歳の秋のこと、母が病弱のため、近くの町家の娘で母の姪に当る民子が政夫の家に手伝いにきていた。政夫は二つ年上の民子とは幼い頃から仲がよかった。それが嫂のさだや作女お増の口の端にのって、本人同志もいつか稚いながら恋といったものを意識するようになって行った。祭を明日に控えた日、母の吩咐で山の畑に綿を採りに出かけ二人は、このとき初めて相手の心に恋を感じ合ったが、同時にそれ以来、仲を裂かれなければならなかった…。

「野菊の如き君なりき」の解説

大正二年に死んだ歌人伊藤左千夫が明治三十九年に発表した小説「野菊の墓」を『お勝手の花嫁』の木下恵介が脚色し自ら監督、『遠い雲』の楠田浩之が撮影に当った。主なる出演者は新人有田紀子、『七つボタン』の田中晋二、『サラリーマン 目白三平』の笠智衆、『婦系図 湯島の白梅』の杉村春子、『あこがれ(1955)』の田村高廣、『お勝手の花嫁』の山本和子、『遠い雲』の小林トシ子、『若き日の千葉周作』の雪代敬子など。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)

公開日・キャスト、その他基本情報

キャスト 監督木下恵介
出演笠智衆 田中晋二 杉村春子
制作国 日本(1955)

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最終更新日:2020-08-06 13:46:24

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