松ヶ根乱射事件 作品情報

まつがねらんしゃじけん

山下敦弘監督が、コーエン兄弟に捧げる(?)人間ドラマ

舞台は90年代初頭頃。とある田舎町・松ヶ根で警察官をしている光太郎は、事件という事件のない退屈なこの町にウンザリしていた。実家は畜産業を営んでいるのだが、ぐうたらな父親・豊道は近くの床屋に居候中。そんな所へ流れ者のカップル、みゆきと祐二が松ヶ根にやってきた。何か訳ありっぽいこの二人の出現をきっかけに、ひき逃げ、金塊騒動、ゆすり、床屋の娘の妊娠と、平穏な町の平和に波風が立ち始めるのだった。

「松ヶ根乱射事件」の解説

誰にも踏み荒らされていない深雪に横たわる死体(?)――。冒頭から、コーエン兄弟の名作『ファーゴ』を思わせる描写で始まるこの作品は、日本の典型的な田舎町(「松ヶ根」という地名、風景から、信州の「駒ヶ根」がモデル?)を舞台にした、ちょっと滑稽な人間ドラマ。今思えば、人々が“狂乱”していたバブル期の狂騒曲だ。『ゲルマニウムの夜』の記憶も新しい新井浩文の役どころは、寡黙だけど心に何か鬱積するものがありそうな青年警官。『十階のモスキート』で内田裕也が演じた警官のように、“もしかしたら何かしでかすかもしれない”といった危うさを孕んだ好演ぶりだ。タイトルにある“乱射事件”とは何か、それは観てのお楽しみ。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2007年2月24日
キャスト 監督山下敦弘
出演新井浩文 山中崇 川越美和 木村祐一 三浦友和
配給 ビターズ・エンド
制作国 日本(2006)
年齢制限 PG-12
上映時間 112分

ユーザーレビュー

レビューの投稿はまだありません。

レビューを投稿する

「松ヶ根乱射事件」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。

最終更新日:2016-02-12 15:51:15

広告を非表示にするには