上海の伯爵夫人 作品情報

しゃんはいのはくしゃくふじん

明日なき時代をさすらい巡り会う男と女

1936年、上海の外国人租界で未亡人のソフィアは家計を一手に引き受け、クラブのホステスとして働いていた。一家はロシアの亡命貴族で、義母や義妹は唯一の稼ぎ手であるにもかかわらずソフィアを蔑み、愛娘のカティアすら遠ざけようとするのだった。ある夜、クラブを訪れた盲目の元アメリカ人外交官ジャクソンはソフィアの声に色気と悲劇性を併せ持つ理想の女性像を認める。そんなジャクソンに謎の日本人マツダが近づいていた。

「上海の伯爵夫人」の解説

家族も視力も失って孤独に生きるジャクソンと、貧しく惨めな日々でも気品を失わない伯爵夫人ソフィア。絶望の淵で出会う男と女を演じるレイフ・ファインズとナターシャ・リチャードソンが巧い。ジャクソンの語る最後の夢と情熱を共有するマツダに真田広之。人の心の不条理や、美しいものも醜いものもすべて破壊してしまう戦争の虚しさだけでなく、流浪の人々の行く末に一筋の希望を見出せる本作は、『日の名残り』に続くカズオ・イシグロとマーチャント・アイヴォリー・プロダクションとのコラボレートだが、今回はイシグロがオリジナル脚本を書き上げた。また、アイヴォリー全作品のプロデューサー、イスマール・マーチャントの遺作でもある。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2006年10月28日
キャスト 監督ジェイムズ・アイヴォリー
出演レイフ・ファインズ ナターシャ・リチャードソン 真田広之 ヴァネッサ・レッドグレイヴ リン・レッドグレーヴ
配給 ワイズポリシー、東宝東和
制作国 イギリス=アメリカ=ドイツ=中国(2005)
上映時間 136分

(C)Merchant Ivory Productions/WISEPOLICY and TOHO-TOWA

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最終更新日:2021-08-04 18:56:04

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