バッシング 作品情報

ばっしんぐ

現代社会に起こる“バッシング”を、受ける側に焦点を当てて描く秀作

北海道のとある町。アルバイト先のホテルを解雇された高井有子(占部房子)は、ボランティア活動で中東に滞在中、武装グループに拉致、監禁され、人質となった過去を持つ。無事解放されて帰国しものの、自己責任を問われて世間から冷たい目で見られていた。そんなバッシングは父親(田中隆三)にも及び、30年勤めた会社から突然クビを言い渡される。失意の父親は、やがてその命を自ら絶ってしまう。日に日にエスカレートするバッシングに、ある日有子は継母(大塚寧々)に、再び中東に向かう意思を告げる。

「バッシング」の解説

昨年のカンヌ国際映画祭コンペティション部門で上映され世界中の話題を集め、暮れの第6回東京フィルメックスで見事グランプリに輝いた秀作。2004年にイラクで実際に起こった日本人人質事件をモチーフに、無事帰国したものの、マスコミから、世間から激しい批判を浴びた女性の苦悩と再出発を描く。自分の意思をあくまで貫こうとする主人公・有子を演じた女優・占部房子の体当たりの熱演は、観る者の心を揺らすはず。『歩く、人』『フリック』などと同様、北海道の荒涼とした寒々しい風景も効果的だ。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2006年6月3日
キャスト 監督小林政広
出演占部房子 田中隆三 大塚寧々
配給 バイオタイド
制作国 日本(2005)
上映時間 82分

ユーザーレビュー

レビューの投稿はまだありません。

「バッシング」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。

最終更新日:2016-02-12 15:49:45

広告を非表示にするには