コースト・ガード 作品情報

こーすとがーど

ベルリン国際映画祭、銀熊賞(監督賞)「サマリア」のキム・ギドク監督による戦争映画

南北境界線を監視する海兵隊のカン上等兵(チャン・ドンゴン)は、夜7時以降、海岸にいる不審な人物は、北朝鮮のスパイをみなすという掟通りに、海岸で横たわる男を射殺した。しかし、その男は恋人との情事を楽しんでいた一般市民。人間違いでも任務に忠実だったと表彰され、暇を与えられるカン上等兵だったが、殺された男の恋人は精神的に病み、家族から攻められ、カン上等兵自身も常軌を逸していく…。

「コースト・ガード」の解説

チャン・ドンゴンがギドク監督の作品に惚れ込み破格の安いギャラにもかかわらず出演希望した作品。モヒカンの頭で、精神が不安定になっていく兵士を鬼気迫る芝居で見せる。ギドク監督の人間に対する情容赦ない演出もまた見ごたえあり。人間の弱さ、嫌らしさを作品ごとに、見せていく監督の映画は、人間の残酷で醜く、どうしようもない性にスポットをあてる。

公開日・キャスト、その他基本情報

キャスト 監督キム・ギドク
出演チャン・ドンゴン キム・ジョンハク パク・チア
制作国 韓国(2002)

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最終更新日:2022-07-29 15:08:16

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