新宿馬鹿物語 作品情報
しんじゅくばかものがたり
半村良の同題名小説の映画化
新宿のバー「ルヰ」のマスター・仙田の周囲には、妙な女ばかりしか寄りつかず、本人は嘆いている。そのためか、四十に近い現在まで、ベテラン名物男と言われながら、独身なのである。激しく雨の降る朝、仙田の仲間が経営するバーに勤め、清楚で色っぽく、それでいて不思議な影のある邦子が部屋に飛びこんでくる。二人はコーヒーを一緒に飲み、とりとめもない世間話をした。その夜、仙田は邦子の顔みたさに、酔った客をおだて上げ、彼女の勤める店を訪ねる。邦子は閉店後の仙田の店にやって来た。じっと目を見合わすだけで、二人は自分たちの間に何が起ったかを知った。邦子が、仙田のマンションに泊りに来るまでには、それほどの時間はかからなかったのだが…。
「新宿馬鹿物語」の解説
新宿のバーのマスター仙田を主人公に不思議な女性の生態を捉えつつ、愛するが故に憎み合う、男と女のからみ合いを、明るく描く。脚本は「壇の浦夜枕合戦記」の神代辰巳、監督は「美女放浪記」の渡辺祐介、撮影は「坊っちゃん(1977)」の竹村博がそれぞれ担当。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)
公開日・キャスト、その他基本情報
キャスト |
監督:渡辺祐介
出演:愛川欽也 太地喜和子 朝丘雪路 |
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制作国 | 日本(1977) |
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