第三の男 作品情報
だいさんのおとこ
カンヌ国際映画祭グラン・プリを受賞
米国の西部作家ホリイ・マーティンスは、旧友ハリー・ライムに呼ばれて、四国管理下にある戦後のウィーンにやって来たが、ハリーは自動車事故で死亡し、まさにその葬式が行われていた。マーティンスは墓場で英国のMPキャロウェー少佐と連れになり、ハリーが闇屋であったときかされたが、信ずる気になれなかった。ハリーは生前女優のアンナと恋仲であったが、彼女と知り合ったマーティンスは、彼女に対する関心も手伝ってハリーの死の真相を探ろうと決意、ハリーの宿の門衛などに訊ねた結果、彼の死を目撃した男が三人いることをつきとめた。
「第三の男」の解説
『ホフマン物語』のアレクサンダー・コルダと、『白昼の決闘』のデイヴィッド・O・セルズニックが協同で提供する1949年作品で、カンヌ国際映画祭グラン・プリを受賞した。戦後イギリス文壇で代表的な位置に立つカソリック作家グラハム・グリーンが映画のために原作を書卸し、自ら脚色、これを『邪魔者は殺せ』のキャロル・リードが監督、同時に製作も担当している。
主演は『旅愁』のジョゼフ・コットン、『白銀の嶺』のヴァリ、『黒ばら』のオーソン・ウェルズ、『黄金の龍』のトレヴァー・ハワードで、以下「会議は踊る」のパウル・ヘルビガー、バーナード・リー、エルンスト・ドイッチ、エリッヒ・ポントらが助演する。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)
公開日・キャスト、その他基本情報
キャスト |
製作・監督:キャロル・リード
原作・脚色:グラハム・グリーン 出演:ジョゼフ・コットン ヴァリ オーソン・ウェルズ トレヴァー・ハワード |
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制作国 | イギリス(1949) |
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ユーザーレビュー
総合評価:4.67点★★★★☆、4件の投稿があります。
P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2020-02-14
そして,プールサイドのSCREENで本篇を二人で観ると云うロマンチックなシーンが垣間見られる映画がニコラス・ケイジとエリザベス・シューが共演した〈リービング・ラスベガス〉。〈失われた週末〉見たいにアル中姿の主人公が際立った作品。