火火 ひび 作品情報

ひび

母は菩薩となり、鬼となる-。陶芸家・神山清子の半生を描く人間賛歌

滋賀県の焼物の里、信楽町の陶芸家夫婦に破局が訪れた。夫が若い愛人と出奔。残された妻・神山清子は、2人の子を女手一つで育て上げると決め、長年の夢である古代穴窯での信楽自然釉を完成させようと執念を燃やす。極貧の日々にも、母として陶芸家として信念を貫く清子。数年後、穴窯の中に緑色のビードロ風の輝きが宿る。清子の挑戦が実を結んだ瞬間だった。女性陶芸家の先駆となった清子は日本全国で個展を成功させ、子供たちも巣立ちの時を迎えようとしていた。だが安息は長く続かなかった。長男の賢一が白血病に倒れたのだ…。

「火火 ひび」の解説

独自の古代穴窯による自然釉で陶芸界に新風を吹き込んだ女性陶芸家にして、息子・賢一の発病で骨髄バンク運動を起こし、全国の白血病患者に勇気を与えてきた神山清子(こうやまきよこ)。その不屈の半生を、深刻なだけではない力強いタッチで活写した実録ドラマ。「日本のお母ちゃんとはこうであったはずだ」との想いを胸にメガホンをとったのは、女性を描く手腕に定評ある高橋伴明監督。

主演の清子役には田中裕子があたり、強さと優しさを秘めた“お母ちゃん”の凄味を画面一杯に演じきる。さらなる注目は、本作で映画デビューを飾った窪塚俊介。芸達者な共演者に負けない芯の強い存在感は、実兄・洋介以上の大器をうかがわせる。悲喜こもごもの人生に凛として向き合っていく親子の姿に、生きることの意義を再確認させられる珠玉の人間賛歌。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2005年1月22日
キャスト 監督・脚本高橋伴明
音楽梅林茂
出演田中裕子 窪塚俊介 岸部一徳 石田えり 池脇千鶴 黒沢あすか 遠山景織子
配給 ゼアリズエンタープライズ
制作国 日本(2004)
上映時間 114分

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最終更新日:2018-10-02 09:39:02

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