スパイ・バウンド 作品情報

すぱいばうんど

実在の女スパイの証言を元に、影の人生を生きる者たちを描いたサスペンス・ドラマ

フランス情報機関DGSEに所属する女スパイ、リザ(モニカ・ベルッチ)は、大物武器商リポヴスキーの取引を中止するため、同僚のジョルジュ(ヴァンサン・カッセル)と夫婦を装いモロッコへ向かった。しかし、任務を終えたリザは、スイスの空港で鞄から麻薬が見つかり逮捕されてしまう。リザは、刑務所に服役中の、リポヴスキーの手下を暗殺する計画に使われたのだ。一方、上層部に不信を抱いたジョルジュは、DGSEがリポヴスキーと関係していることを知り、リザを救う決意をする。

「スパイ・バウンド」の解説

船の爆破計画から始まる本作は、1985年に実際に起きた『虹の戦士号』爆破事件の犯人、ドミニク・プリウールの証言に基づき作られたドラマ。『虹の戦士号』は、フランスの核実験に反対するグリーンピースへの威嚇のため、フランス国家の指令で沈められた。映画では、武器商人への牽制を理由に、情報機関DGSEが非情な手段で作戦を追行していく。プロとして完璧な仕事をこなしながら、人間らしく生きたいと願う女スパイ、リザには、モニカ・ベルッチ。

ここでは、輝く美貌とグラマラスなスタイルよりも、仮面をつけて生きる苦しみの感情を表現している。リザを救おうとする同僚、ジョルジュには、ベルッチの実生活の夫であるヴァンサン・カッセル。自分の仕事を理解しながらも、諜報員を簡単に使い捨てる組織の冷酷さに失望していく。決して自分の人生を生きられない者たちの素顔に触れる、濃密なサスペンスだ。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2005年1月29日
キャスト 監督フレデリック・シェンデルフェール
出演モニカ・ベルッチ ヴァンサン・カッセル アンドレ・デュソリエ シャルル・ベルリング ブリュノ・トデスキーニ ナイワ・ニムリ
配給 コムストック
制作国 フランス(2004)
上映時間 110分

ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-09-21

モニカ・ベルッチとヴァンサン・カッセルの何とも息の逢った演技表現は,実生活上の夫婦だからなのかな

最終更新日:2019-09-26 16:00:07

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