木枯し紋次郎 作品情報
こがらしもんじろう
映画版の紋次郎は、菅原文太が演じる
上州無宿紋次郎は、日野宿の貸元、井筒屋仙松殺害の罪で三宅島に流された。紋次郎は日野宿にある兄弟分の左文治の家に滞在していたのだが、ある日、紋次郎が心秘かに思いを寄せていたお夕が、井筒屋仙松に手ごめにされそうになり、左文治が斬殺してしまった。紋次郎は、左文治が、病床の母を思い嘆くのを聞き、死水をとるまでと、身替りに自首することにしたのである。島の生活は苦しく、悲惨であった。飢えをしのぐ道は、島民の情にすがり仕事を与えて貰うだけだった。
「木枯し紋次郎」の解説
色あせた紺の合羽に三度笠、長い楊枝に左ほおの優。股旅小説に新風を吹きこみ、テレビ化し話題となった、笹沢左保原作の映画化。脚本は『日本悪人伝 地獄の道づれ』の山田隆之、監督は、脚本も執筆している『現代やくざ 血桜三兄弟』の中島貞夫・撮影は『純子引退記念映画 関東緋桜一家』のわし尾元也がそれぞれ担当。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)
公開日・キャスト、その他基本情報
キャスト |
監督:中島貞夫
原作:笹沢左保 出演:菅原文太 伊吹吾郎 山本麟一 渡瀬恒彦 賀川雪絵 江波杏子 小池朝雄 |
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制作国 | 日本(1972) |
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ユーザーレビュー
総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。
P.N.「水口栄一」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2020-06-05
私は20歳の頃、笹沢左保先生と出会った。そのおかげで書くことを続けることが出来た。恩人なのだ。だからこの映画は決して忘れることがない。もう何度観たかもわからない。何よりもストーリーが面白いのだ。江波杏子さんは美しすぎる。大好きだった。素晴らしい作品だ。