THREE/臨死 作品情報
すりー
アジア発、韓国、タイ、香港のクリエイターが組み、「死の向こう側」を見つめた3編のオムニバス・ホラー
「メモリーズ」…韓国の新興住宅地で暮らすソンミン。ある日、妻が幼い娘を残し消えてしまった。それから彼は恐ろしい幻覚を見始める。「ホイール」…タイで伝統的な人形劇を演じる一座。そこには周りの者に次々と不幸をもたらす呪いの人形があった。人形を捨て去ることができない者がまた、次の悲劇を生む。「ゴーイング・ホーム」…取り壊しが決まっている共同住宅に、引っ越してきた警官のチャン。ある日、8歳の息子チュンが行方不明になった。向いでひっそり暮らすユウを疑ったチャンは、彼の部屋に踏み込む。そこで彼が見たものは…。
「THREE/臨死」の解説
『君さえいれば/金枝玉葉』『ラヴソング』などで香港映画を代表する監督ピーター・チャンが、「死の向こう側にあるもの」をテーマに、韓国、タイ、香港を舞台にした3編からなるオムニバス・ホラーをプロデュース。
韓国版は『反則王』で知られるキム・ジウン監督による「消してしまいたい記憶の恐怖」の話。現代人の孤独感を表わした作品で、今風のショッキングなシーンもある。タイ版は『ナンナーク』のノンスィー・ニミブットによる「呪いの人形」の話。昔話を思わせる土着的な怪異譚は、南国の風景と共に魅力的。そして香港版はピーター・チャン自身による「白昼夢のような謎」の話。すっきりしない謎もいくつか残すが、深い夫婦の愛情が心を打つ。ホラーといっても各作品にはそれぞれのお国柄がよく出ており、テイストが異なるのが魅力だ。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2004年4月24日 |
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キャスト |
監督:キム・ジウン
ノンスィー・ニミブット
ピーター・チャン
出演:キム・ヘス スウィニット・パンジャマワット レオン・ライ エリック・ツァン |
配給 | 角川映画 |
制作国 | 韓国=タイ=香港(2002) |
年齢制限 | R-15 |
上映時間 | 127分 |
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