ドラムライン 作品情報
どらむらいん
ハーフタイムこそ戦場だ! ビートとソウルが責めぎ合う、白熱のマーチング・バトル
ニューヨークのハーレム育ちのデヴォンは、天才的なドラムのテクニックを認められ、アトランタA&T大学の名門マーチング・バンド部にスカウトされる。特待生として入部したデヴォンだが、そこで待っていたのは朝から晩まで続く特訓の日々だった。天性の素質と明るい性格で存在感を放つデヴォンは、新入生としてただ一人、バンドの花形であるドラムラインのメンバーに選ばれる。だが彼の自信過剰な性格が災いし、ドラムラインのリーダー、ショーンと対立。そんな中、ライバル校との対抗戦が始まろうとしていた…。
「ドラムライン」の解説
ボーイズIIメンやTLCを手掛けた音楽界の巨匠ダラス・オースティンの実体験を映画化した本作は、スポーツ競技のハーフタイムに、演奏とパフォーマンスの妙技を競い合うマーチング・バンドを描いた作品。物語は通俗的な学園ドラマのパターンに過ぎないが、エネルギッシュで美しい演奏シーンが何よりの呼び物となっている。全体のテイストも小洒落た音楽映画というより体育会系のスポ根物語に近く、聴くとか観るというのでなく、音と映像とドラマが一体となった“ソウル”を五感全体で味わう作品だ。
クライマックスの場面は、一度オチに到ったかと思いきや、真打ちのドラムラインが大見得切って登場するという粋な演出がなされ、決闘シーンさながらの大団円へ。セリフも効果音もないまま延々と繰り出されるビートの嵐に、ただただ魅了されることだろう。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2004年4月10日 |
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キャスト |
監督:チャールズ・ストーン三世
製作総指揮:ダラス・オースティン 出演:ニック・キャノン ゾーイ・サルダナ オーランド・ジョーンズ レナード・ロバーツ |
配給 | 20世紀フォックス映画 |
制作国 | アメリカ(2002) |
上映時間 | 119分 |
(c)2003 Twentieth Century Fox
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