男はつらいよ・寅次郎夕焼け小焼け 作品情報

おとこはつらいよとらじろうゆうやけこやけ

風変りな日本画壇の大御所の老人と芸者が相手役となる、シリーズ17作目

春、4月。東京は葛飾柴叉の帝釈天は、入学祝いの親子連れで賑わっている。“とらや”を営むおいちゃん夫婦は、寅の妹さくらの一人息子・満男の新入学祝いで、大忙し。そんな所へ、久し振りに寅が、旅から帰って来た。ところが、さくらが元気がないので寅が問いただしてみると、満男の入学式の時に、先生が満男が寅の甥であると言ったところ、父兄が大笑いしたというのだ。寅はそれを聞いて怒ったが、おいちゃんたちに、笑った父兄より、笑われる寅が悪い、と決めつけられて大喧嘩の末、家を飛び出した。

「男はつらいよ・寅次郎夕焼け小焼け」の解説

“男はつらいよ”シリーズ第17作目。フーテンの寅が捲き起こす人情喜劇で、今回は風変りな日本画壇の大御所の老人と芸者が相手役となる。脚本は『男はつらいよ 葛飾立志篇』の朝間義隆、監督は脚本も執筆している同作の山田洋次、撮影も同作の高羽哲夫がそれぞれ担当。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)

公開日・キャスト、その他基本情報

キャスト 監督・原作山田洋次
音楽山本直純
出演渥美清 倍賞千恵子 前田吟 中村はやと 下絛正巳 三崎千恵子 太宰久雄 佐藤蛾次郎 笠智衆 太地喜和子
制作国 日本(1976)

手軽に動画で視聴する

ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。

P.N.「グスタフ」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-06-27

寅さんシリーズの最高傑作。普遍の寅さんに、ある芸術家の晩秋とある芸者の人間味を絡めたドラマの厚み。惚けた演技で渥美清と対照的な宇野重吉と豪快な笑いで隙を見せない女傑太地喜和子の演技比べが愉しい。この名優三つ巴の上に、芸術家の初恋人役の岡田嘉子が加わる味深さが何とも言えない。脇を囲む桜井センリと寺尾聡の適材さ含め脚本構成の完成度が高く、優れた日本映画の喜劇の代表作と絶賛したい。

最終更新日:2019-11-14 09:28:17

広告を非表示にするには