仄暗い水の底から 作品情報

ほのぐらいみずのそこから

鈴木光司と中田秀夫のコンビが再び組んで贈る、しっとり湿った切ない恐怖の物語。

淑美(黒木瞳)は夫との離婚で、娘の郁子(菅野莉央)の親権を争っていた。娘とともに暮らすための部屋を探して古いマンションを訪ねた淑美は、その湿った空気に少なからぬ不安を覚えつつも入居を決める。そうして、郁子と2人の新しい生活が始まった。天井に広がる雨漏りの染み、階上の部屋から聞こえる子供の足音、どこからともなく現れる赤い幼稚園かばん…。そこには、淑美の心の傷に入り込む恐ろしい念が漂っていた…。

「仄暗い水の底から」の解説

日本のホラー映画界に新しい風を吹き込んだ『リング』。4年が経ち、あの精鋭コンビがさらなる恐怖を作り上げた。『リング』でも体感したように、このコンビが贈るホラーは五感で驚かせ怖がらせるというだけでない、そこに敷かれたドラマに動かされる感情がある。どこにでもありそうな古いマンションにまつわるこの物語は、街でささやかれるような「こわい話」に母親と子どもの情念というドラマを織り込んで、「こわい」という感覚に悲しみや切なさを取り入れた。

黒木瞳の濡れた視線が、少女の募る念に取り込まれていくはかなげな母親の姿を映しだし、澱んだ水の中に押し込まれるような息苦しさを掻きたてる。じわりと迫る恐怖に、体の奥にゾクッと冷たいものが走るようだ。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2002年1月19日
キャスト 原作鈴木光司
脚本中村義洋 鈴木謙一
監督中田秀夫
出演黒木瞳 菅野莉央 小口美澪 小木茂光 徳井優 谷津勲 小日向文世 水川あさみ
配給 東宝
制作国 日本(2001)
上映時間 101分

(C)2002「仄暗い水の底から」製作委員会:角川書店/日本テレビ放送網/バップ/日活/オフィスオーガスタ/オズ

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最終更新日:2020-10-28 15:53:03

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