リプリー 作品情報

りぷりー

イアリアの熱い太陽の下、愛情が憎しみへと変わる。『太陽がいっぱい』を再映画化した心切なきサスペンス・ミステリー。

ルネ・クレマン監督の名作『太陽がいっぱい』と同じパトリシア・ハイスミスの原作を、『イングリッシュ・ペイシェント』でアカデミー賞に輝くアンソニー・ミンゲラが映画化したサスペンス・ミステリー。イタリアに遊びに行ったまま帰ってこない富豪の息子ディッキー(ジュード・ロウ)を連れ戻す役目を負ったトム・リプリー(マット・デイモン)。偶然を装ってディッキーに近づいた彼の目には、自分の思うままに生きるディッキーの姿がたまらなくまぶしく映る。いつしか、リプリーはディッキーに強烈な憧れを抱いていた。しかし、自分の思いが届かぬと知った時、ディッキーへの愛は殺意へと変わる。

「リプリー」の解説

『太陽がいっぱい』のリプリー役アラン・ドロンがあまりにも美しく魅力的だったために、今回のリプリー役マット・デイモンは初めから分が悪い。しかし、どん底から這い上がろうとする者の逞しさとしたたかさ、最愛の人を殺してしまった混乱と哀しみを見事に表現して若手演技派の面目を守った。それでも、男っぷりでは、無邪気な放蕩息子を気品たっぷりに演じたジュード・ロウに軍配が上がるけど。

『太陽がいっぱい』が製作された頃には、禁じ手だった”ホモセクシュアル”というテーマを正面から取り扱っているために、リプリーの複雑な人間性がよりわかりやすくなっている。感情移入しやすい主人公なのでサスペンスフルな展開に思わずドキドキしてしまう。

公開日・キャスト、その他基本情報

キャスト 監督・脚本アンソニー・ミンゲラ
出演マット・デイモン ジュード・ロウ グウィネス・パルトロウ
配給 未定
制作国 アメリカ(1999)
上映時間 140分
TV放映 2019年10月6日 テレビ神奈川(tvk) 映画の時間

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ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2020-07-27

製作総指揮にシドニー・ポラックの本篇,ニーノ・ロータの音楽とアラン・ドロン主演のルネ・クレマン監督〈太陽がいっぱい〉と同じパトリシア・ハイスミスとは想え無い複雑な感情の機微を画き出した傑作,時代により映像表現がこんなにも違う

最終更新日:2020-08-01 16:00:06

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