JSA 作品情報

じぇいえすえー

共同警備区域(JSA)で何が起こったのか。韓国で『シュリ』の観客動員記録を更新した話題作が遂に上陸

“北”の警備隊の兵士チョン・ウジン(シン・ハギュン)が射殺された。容疑者は“南”の兵士イ・スヒョク(イ・ビョンホン)、怪我を負っているところを、軍事境界線上にかかる橋の上で発見された。この事件を受け、“北”は「南のテロ説」を、“南”は「北の拉致疑惑」を唱える。そんななか、スイスの中立国監視委員会から、韓国系の女性将校ソフィー・E・チャン(イ・ヨンエ)が派遣され、事件の真相の解明にあたることになる。早速、事件のそれぞれの当事者と当日ペアで警備に当たっていた”北”のオ・ギョンピル(ソン・ガンホ)と”南”のナム・ソンシク(キム・テウ)に尋問をするが、二人とも固く口を閉ざしていた…。

「JSA」の解説

JSAとはいわゆる共同警備区域のこと。板門店の軍事境界線を中心とした直系800メートルの円形の範囲のことをいうらしい。物語は、事件から始まり、はじめは各人の証言が食い違うという、『羅生門』とか『藪の中』的展開。少しずつ真相が明らかになっていくにつれ、事件がその輪郭を表してくる、という展開かなかなか見事。そして、自由自在なカメラワーク。「雨の中の両雄の対峙」を真上から撮ったり、「4人がテーブルを囲んでいるところ」を「円卓=中華テーブル」式に撮ったり、というのは特に目新しいわけではないが、国境(橋の上に鉄板が置かれている)を越えるときの“たじろぎ”や“迷い”を足元だけの演技で見せる演出は、まるでテオ・アンゲロプロスの『こうのとり、たちずさんで』のよう。この自在なカメラワークは、ここ数年の映画の中でもベストと思える“奇蹟のエンディング”に結実する。『シュリ』のようなアクションやラブストーリーはないが、この作品の絶妙な語り口と編集を存分に堪能してほしい。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2001年5月26日
キャスト 監督パク・チュヌク
出演ソン・ガンホ イ・ビョンホン イ・ヨンエ キム・テウ シン・ハギュン
配給 シネカノン、アミューズピクチャーズ
制作国 韓国(2000)
上映時間 110分

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最終更新日:2019-11-14 09:28:17

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