ミリオンダラー・ホテル 作品情報

みりおんだらーほてる

ヴィム・ヴェンダース監督が贈る、“U2”のボノ原案のとびっきり切なくてピュアな純愛物語

L.Aのダウンタウンにあるミリオンダラー・ホテルに住むトムトム(ジェレミー・デイヴィス)は、ちょっぴりオツムの弱い心優しい青年。そんな彼は同じホテルに住むエロイーズ(ミラ・ジョヴォヴィッチ)に想いを寄せていた。しかし、トムトムの親友の死が原因で、事態は思わぬ方向へと進んでいく…。

「ミリオンダラー・ホテル」の解説

『ベルリン・天使の詩』や『パリ、テキサス』、最近では『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』が話題のヴィム・ヴェンダース監督の最新作は、ロック・バンド“U2”のヴォーカル、ボノが書き上げたストーリーを映画化したもの。もともと2人は仲良しで、たまたまボノがヴェンダース監督に自分が書いている脚本の相談をしたことがきっかけで出来上がったこの作品、ダウンタウンのとあるホテルを舞台に、知的障害の青年の一途な恋をサスペンスを織り交ぜて綴る切ないラブストーリーに仕上がっている。

人にいいように使われていても、それに気付かず、いつも笑顔で人に親切をすることに生きがいを感じているトムトム。そして過去に辛い経験をして心が病んでいるエロイーズ。社会に順応することが出来ずに「ミリオンダラー・ホテル」という自分達の世界でだけしか生きられない2人。しかし、ピュアなハートを持っている人間だからこそ、愛する人への想いは強く、一方ではガラスのように壊れやすい繊細なハートを持っている。そんな難しい役を見事に演じているのは『プライベート・ライアン』の演技を見て、ヴェンダース監督に「トムトムがスクリーンの中にいる」と言わしめたジェレミー・デイヴィス。そして自らエロイーズ役を申し出たミラ・ジョヴォヴィッチ。2人の透明感のある演技は素晴らしいが、刑事役のメル・ギブソンが頂けないのが残念。それでも、ボノが切なく歌い上げるテーマ曲が流れる中、トムトムが笑顔でホテルの屋上を走りぬける姿シーンには目頭が熱くなってしまった。さすが、音楽使いが上手いヴェンダース監督!あっぱれ。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2001年4月28日
キャスト 監督ヴィム・ヴェンダース
製作・原案ボノ
出演ジェレミー・デイヴィス ミラ・ジョヴォヴィッチ メル・ギブソン
配給 東宝東和
制作国 ドイツ=アメリカ(2000)
上映時間 122分

ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-03-15

銀座の小さな試写室で公開時に観た記憶が在った…。styleと内容は後のヴィム・ヴェンダース作品「パレルモ・シューテング」にも共通するんだ。又,本編出演のメル・ギブソンがコメデイな役処にチャレンジしてたのが本邦未公開映画「パパVS新しいパパ2」何だね。其の作品の主演のマーク・ウオールバーグに「仕事は選んじゃ駄目だゼ」とメルが助言した記事が本サイトにも載ってたが…

最終更新日:2019-03-20 16:00:05

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