今週の動員ランキングは、ディズニーの名作アニメをロブ・マーシャル監督が実写化した『リトル・マーメイド』（ディズニー）が、初日から3日間で動員46万1000人、興収7億1200万円を記録し、初登場1位に輝いた。主人公のアリエルをハリー・ベイリーが演じ、エリック王子役にジョナ・ハウアー=キング、魔女のアースラ役にメリッサ・マッカーシーが扮しており、日本語吹替版では豊原江里佳、海宝直人、浦嶋りんこらが参加。また、音楽はアニメ版も手掛けたアラン・メンケンと「モアナと伝説の海」の楽曲を手掛けたリン=マニュエル・ミランダが担当している。 前週1位だった『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』（東宝東和）は、週末（金・土・日）3日間で動員29万7000人、興収4億3200万円をあげ2位となった。
累計成績は動員810万2000人、興収115億8600万円を超えている。
3位は前週と変わらず『怪物』（東宝/ギャガ）が続き、週末3日間で動員19万人、興収2億6900万円を記録。累計成績は動員62万6000人、興収8億5800万円を突破した。
新作では、7位に「アナベル」シリーズのジェームズ・ワンと「ハロウィン」「透明人間」のジェイソン・ブラム率いるブラムハウスが製作したサイコ・スリラー『M3GAN/ミーガン』（東宝東和）がランクイン。子供にとっては親友であり、親にとっては最大の協力者であるAI人形＜M3GAN＞の行き過ぎた愛情と狂気を、ジェラルド・ジョンストン監督が描き出している。
既存作品では、4位の『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』（東宝東和）が、累計成績で動員206万人、興収31億3800万円を突破。
『憧れを超えた侍たち 世界一への記録』（アスミック・エース/J SPORTS）は、前週より1ランクアップして5位に。当初は3週間限定上映の予定だったが、好調を受け6月29日（木）まで1週間の上映期間延長が決定。さらに、6月16日（金）からは新たに全国83館での追加上映も発表されている。
また、6位の『名探偵コナン 黒鉄の魚影（サブマリン）』（東宝）は、累計で動員904万人、興収128億円を突破した。