『パリ13区』大島依提亜が原作者エイドリアン・トミネとコラボ!日本限定ビジュアル解禁

『パリ13区』大島依提亜が原作者エイドリアン・トミネとコラボ!日本限定ビジュアル解禁
提供:シネマクエスト

2021年カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品、ジャック・オディアール監督×セリーヌ・シアマ脚本の話題作『パリ13区』が、4月22日(金)、新宿ピカデリーほかにて全国公開となる。カンヌ国際映画祭パルムドール受賞『ディーパンの闘い』、グランプリ受賞『預言者』など数々の名作で世を驚かせてきた、今年70歳を迎える鬼才ジャック・オディアール監督。待望の最新作では、『燃ゆる女の肖像』で一躍世界のトップ監督となった現在43歳のセリーヌ・シアマ、32歳の気鋭映画監督レア・ミシウスと共同で脚本を手がけ、“新しいパリ”の物語を、洗練されたモノクロの映像美で大胆に描き出した。2021年第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門でお披露目されるや、フランス映画界屈指の世代を超えたビッグコラボが大きな注目を集め、絶賛を浴びた。舞台は、高層住宅が連なり多国籍なパリ13区。ミレニアル世代の男女4人の、孤独や不安、愛やセックスにまつわる人間模様が描かれる。

米・人気アーティストが日本だけのために映画のキャラを描き下ろし!
オリジナルグッズがゲットできる初日特典&SNSキャンペーンも実施

この度、原作者である北米のグラフィック・ノベリスト、エイドリアン・トミネのイラストをあしらった日本限定のビジュアルが解禁!
アメリカン・グラフィック・ノベルの旗手と呼ばれ、『漫画界のアカデミー賞』ことアイズナー賞も受賞しているトミネ。また同時に、イラストレーターとしての顔も持ち、老舗雑誌「ニューヨーカー」の表紙で広く知られるほか、人気バンド「Yo La Tengo」や「WEEZER」のアートワークを手がけるなど多方面で活躍。さらに最新作の自叙伝「長距離漫画家の孤独」が、A24と『ミッドサマー』監督のアリ・アスターのプロダクションによってアニメ化が決まるなど、今、最も注目を集めるアーティストの一人だ。日本でもその人気は高く、漫画家 でイラストレーターの江口寿史氏らがファンを公言している。

今回のイラストは、元はアメリカ公開にあたりポスタービジュアル案として描き下ろされたラフスケッチの一つで、トミネのInstagramアカウントで公開されているのみだった。しかし、日本でのデザインを手がけた大島依提亜氏のラブコールにより、トミネが日本だけのために新たに描き下ろし、二人のコラボレーションによって世界に一つだけの日本限定ビジュアルが完成した。4人の主人公であるエミリー、カミーユ、ノラ、アンバー・スウィートがそれぞれの方向を向き、まさに物語の中で交差する人間模様を思わせる。
大島氏は次のように喜びのコメントを寄せた。「待望のジャック・オディアールの新作に関われるというだけで狂喜乱舞なのに本作の原作が敬愛しているエイドリアン・トミネと聞いてすっかり舞い上がってしまいました。であれば!とダメ元で、日本版オリジナルポスター用に描き下ろしをお願いできないか聞いてもらったところ快く引き受けて頂き、最高な絵を仕上げて下さいました。よっしゃあぁ!トミネからのリクエストは“日本語が大好きなので日本語のタイトルも入れて欲しい”とのこと。舞台となるパリ13区の中華街の看板をイメージした日本語タイトルロゴを入れました。」

4/22の公開初日には、本ビジュアルのステッカーが入場者特典として配布される(一部劇場にて(新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、アップリンク吉祥寺)。数量限定、なくなり次第終了)。さらに、本ビジュアルをデザインしたオリジナルグッズが当たるSNSプレゼントキャンペーンも実施予定(詳細は『パリ13区』公式Twitterアカウントにて:https://twitter.com/paris13thmovie)。ここでしか手に入らないレアアイテムをぜひゲットしてほしい。

舞台はアメリカからフランスへ… 珠玉の3短編から紡ぐ物語
グラフィック・ノベルとは、漫画とセリフを組み合わせた、高い文学性や芸術性を持つ書籍のこと。本作の物語の元となったのはトミネの3つの短編;ポルノ女優にそっくりなことで悩む女性を描いた「アンバー・スウィート」、コメディアンを目指す口下手で吃音の少女と家族の物語「キリング・アンド・ダイング」(「キリング・アンド・ダイング」収録)。オペレーターをクビになり、気晴らしのいたずらを始める「バカンスはハワイへ」(「サマーブロンド」収録)だ。

ジャック・オディアール、セリーヌ・シアマ、レア・ミシウスというフランス映画界の最前線を走る作家たちは、本作の舞台をアメリカからパリに移し、珠玉の3編を1つの美しい群像劇へと進化させた。トミネの原作についてオディアール監督は、「その簡潔さや思慮深さ、気まぐれで哀愁に満ちた登場人物、巧みな省略、そして、人間一人ひとりを小さな深淵のように底知れない存在として捉えている点に、私は心惹かれたのです。」と絶賛している。

エイドリアン・トミネが紡いた物語は、オディアール監督らの手によって、どのようにスクリーンで映し出されるのだろうか。ぜひ、劇場で!

最終更新日
2022-04-15 11:00:10
提供
シネマクエスト(引用元

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