日時：1月30日（日）
場所：スペースFS汐留
登壇者：福本莉子、莉子
福本莉子と松田元太（Travis Japan／ジャニーズJr.）がW主演を務める映画『君が落とした青空』（2月18日よりTOHOシネマズ 日比谷ほかにて全国公開）の公開を記念し、1月30日に女子高生限定試写会イベントが都内で実施された。ゲストには主人公・水野実結を演じた福本莉子が登壇。さらに、実結の親友・佐喜子を演じた莉子も登壇予定だったが、近辺のスタッフに体調不良が見られたため急遽大事を取ってオンラインからの参加となった。
集まった女子高生たちを前に、福本は「今日が本作をお客さんに届けられる最初のタイミングということでワクワクして来ました。皆さん制服が可愛いですね。」と挨拶。莉子は「本日は登壇できなくなってしまいごめんなさい。」と前置きすると「会場は莉子さんに任せます！」と言い、急な内容変更にもかかわらず親友役らしくコンビネーションの良さを見せた。
本作は、目の前で交通事故にあってしまう恋人の修弥を助けるため、実結が何度もタイムリープを繰り返し奔走するラブストーリー。登場人物の中で唯一タイムリープを繰り返す役どころとあって、演じた福本は「同じ1日を繰り返していく中で、実結が変わるだけでこんなにもまわりが変わっていくんだと、日常について考えるきっかけとなりました。」と語り、撮影については「タイムリープも1回だけじゃなく何回もあったので、どう変化をつけるか、流れを読みながら計算して演じるのが難しかったです」と苦労した点を語った。
「タイムリープものということで、どんな風な映像になっているのか楽しみに作品を観た」と語る莉子は、実際に本編を観て、「演じているときも映像で観た時の方がわかりやすくて伝わりやすいなと感じました」と感想を語った。また、「実際に私は、実結がタイムリープしていることは知らないんだと何度も自分に言い聞かせながら撮影していました。」と明かし、「お弁当を食べるシーンを繰り返すので、その度にだし巻き卵を食べなくちゃいけなかったのがすごく大変で、お腹いっぱいだけど瑞生くんと目をあわせながらなんとか「うま～い」という台詞を言うのを頑張りました（笑）」とタイムリープものならではの撮影について振り返った。
劇中では、松田元太演じる学校の人気者の男子・修弥と、板垣瑞生演じる実結に恋心を抱きながらも友達として接する佑人による胸キュンシーンが展開されるが、ズバリどちら派？という質問には、ふたりとも「佑人」という回答に。「一途で健気に実結に接する姿が応援したくなるというのが大きいかもしれませんね。」と莉子がフォローすると、福本も「（松田には）内緒で！」と言い、会場が笑いに包まれた。
この日は女子高生限定試写会ということで、事前に女子高生たちから募集した恋のお悩みにふたりがアドバイスをするという場面も。「ずっとクラスが同じで仲が良い男子がいて、毎日腕相撲したり、休憩時間は常に一緒にいたりします。2人で沢山遊びの約束もしたりするけど、すごく仲のいい女友達としてしか思われていないような気がして・・相手はどう思っているでしょうか？」というお悩みには、「なにこれ！いいな、いいなー！すごく青春！！」と莉子が大興奮。福本は「嫌いな人とは約束したりしないから、居心地がいいということじゃないでしょうか。でもすごくいい感じだと思います。腕相撲するってことは手を握るってことですもんね・・そういうことだと思います（笑）」と回答。
また、「好きな人に上手くアピール出来ないです。おふたりにもし好きな人がいたらどのようにアピールしますか？」というお悩みに福本は、「話しかけます。例えば、次の時間割なんだっけ？とかさりげないことをあえてその人に聞くとかですかね。」とアドバイス。莉子は、「なるべく目をあわせて話すように頑張ります。」と笑顔で語り、ふたりとも女子高出身ということで、恋バナトークにも花が咲いた。
最後に、莉子が「約1年前に撮影をして、いまこうして公開を迎えられそうでとても嬉しく思います。今日観てくれた人もまた友達を誘って劇場でも観てもらえたらな、と思います。これからも“きみあお”を宜しくお願いします。」と挨拶。福本が「皆さんがどんな感想を持ってくれたかドキドキしています。どんな世代の人にもグッと刺さる作品になっていると思います。タイムリープものなので、1回では気付けないようなところも、何度もくまなく観て楽しんでもらえたら嬉しいです」と改めて作品をアピールし、イベントを締めくくった。
