今もなお多くの人に愛される映画『ブルース・ブラザース』(80)で知られる、故ジョン・ベルーシの生涯を描いたドキュメンタリー映画『BELUSHI ベルーシ』が、いよいよ12月17日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテ、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開となる。本作はアメリカ・イリノイ州で育った幼少期から、コメディアン、ミュージシャン、俳優として成功をおさめるも、人気絶頂の1982年に33歳という若さで亡くなるまで、破天荒だが憎めないキャラクターで人気を博し、アメリカン・コメディ界に革命を起こした天才ベルーシの嵐のように駆け抜けた人生を、愛ある目線で辿っていく。
この度ベルーシと同じく演技、音楽、お笑いなどの道で活躍している著名人から推奨コメントが到着した。劇団「大人計画」を主宰し、破天荒かつシニカルな作風で日本の演劇界を牽引する作家・演出家・俳優の松尾スズキは「ベルーシに魅了され、それから数十年、身体を使った笑いについてずっと考えている」と、今もなおベルーシが自身の創作活動に影響を与え続けていることを明かした。『ブルース・ブラザース』が映画好きになったきっかけの作品だというお笑い芸人のこがけんは「彼のオーマイガーなほどストイックな芸人道に魅せられてしまうのは、お笑い芸人である僕だけではないだろう」とベルーシの魅力を力説。また、ブルース・ブラザースに強い影響を受け「バブルガム・ブラザーズ」を結成し、映画『ブルース・ブラザース』のTV放映時にはベルーシ演じるジェイクの日本語吹替声優を務めたミュージシャン・俳優・タレントのブラザートムは「僕の大切な物 ①マスク ②Apple ID ③ジョン・べルーシ 今 それがないと生きていけないでしょ?」と、ベルーシの存在がいかに必要不可欠であるかをユニークに表現。さらにミュージシャンでありながらハリウッド映画にも出演するなど多岐にわたり活躍するダイアモンド☆ユカイは「ロック、コメディ、映画、全てのエンターテイメントをひとつにしたのは彼だ。」とベルーシのジャンルに囚われないマルチな活躍ぶりを称賛。その他、インストゥルメンタルバンド「YOUR SONG IS GOOD」でオルガン・バンドマスターを務めるサイトウジュン、雑誌「ブルース&ソウル・レコーズ」編集長の濱田廣也、映画・音楽パーソナリティの奥浜レイラなどから本作を推奨するコメントが到着した。
当時、アメリカで誰もが大好きだった才能あるエンターテイナーの短くも強烈で儚い命の火。唯一の遺族公認ジョン・ベルーシ伝記映画を映画館で目撃して欲しい。ドキュメンタリー映画『BELUSHI ベルーシ』はいよいよ12月17日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテ、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開。
◆以下推奨コメント(敬称略/順不同)
松尾スズキ(作家・演出家・俳優)
ベルーシに魅了され、それから数十年、身体を使った笑いについてずっと考えている。
でも、それは知性に裏打ちされていたことがこの映画でわかった。でも、映画のベルーシはほんとに頭がおかしい人にしか見えない。
つまり、ただの天才だったということだ。切ない。
こがけん(お笑い芸人)
エンタメ史に名を残す伝説のコメディアン、僕が子どもの頃から敬愛する“ブルース・ブラザースのジェイク”の根っこにあるのは、
泥臭くあたたかく、孤独に愛を求めるお笑い好き少年の素朴さだった。 期待に応えようという重圧、求められるキャラクターと本心との乖離。彼のオーマイガーなほどストイックな芸人道に魅せられてしまうのは、お笑い芸人である僕だけではないだろう。
ブラザートム(ミュージシャン・俳優・タレント)
僕の大切な物 ①マスク ②Apple ID ③ジョン・べルーシ 今 それがないと 生きていけないでしょ?
ジョン・べルーシ とは それほど 大切な物
ダイアモンド☆ユカイ(ミュージシャン)
ジョンべルーシ ランディニューマンの作ったギルティが心に沁みたぜ。
何かを成し遂げる奴は戦い続ける。伝説のサタデーナイトライブから生まれるスター達の道筋を作ったのは彼だ。
ロック、コメディ、映画、全てのエンターテイメントをひとつにしたのは彼だ。偉大なるエンターテイナージョンべルーシ。
サイトウジュン(ミュージシャン・YOUR SONG IS GOOD)
べルーシを知った時、彼はすでに伝説だった。漏れ伝わってきていたその勇姿には随分と魅了されたけれど、
いまここにいる生身のべルーシは愛の人だ。アメリカンコメディのスリリングな追体験と愛の物語。この再会は本当に嬉しい。
濱田廣也(雑誌「ブルース&ソウル・レコーズ」編集長)
大好きな『ブルース・ブラザース』が今までと同じようには観られなくなってしまった……困った……
けど、ベルーシがもっと好きになった。
奥浜レイラ(映画・音楽パーソナリティ)
同じ笑いを共有し、時には尊大になる彼を咎めた妻ジュディス。繊細なべルーシが理解者である妻にあてた手紙は、愛を伝える
ラブレターであり、助けを求める心の叫びでもあった。2人の関係性が眩しく、それゆえにジュディスの心中を想って胸は痛む。
また、本作の公開を記念してタイアップも続々決定。J.S.BURGERS CAFÉ新宿店では、「サタデー・ナイト・ライブ」でベルーシが演じていた「チーズバーガー」を連呼するバーガー店員の人気コントにちなみ、映画の半券を提示のうえチーズの入ったバーガーメニューを注文した方に「ベルーシ、ベルーシ、ベルーシ!シール」をプレゼント。吉祥寺のTHE ROOF TOP BUTCHERではベルーシの生まれ育った故郷でもあり、所属していた即興コメディ劇団「セカンド・シティ」を擁するシカゴにちなみ、映画の半券提示でシカゴピザ全品10%オフとなるキャンペーンを実施。さらに、映画グッズを多く展開するテロファクトリーからは、ただかすみさんによるベルーシのイラストが目を引く2種類のTシャツが発売され、一部公開劇場とオンラインで購入可能となっている。