日時:9月25日(土)
場所:TOHOシネマズ 日比谷
登壇者:許斐 剛(原作・製作総指揮)、神志那弘志(監督)
MC:北代高士
全国公開中の『リョーマ!The Prince of Tennis 新生劇場版テニスの王子様』の公開記念ティーチインが25日(土)、都内にて行われ、許斐 剛(原作・製作総指揮)、神志那弘志(監督)が登壇。SNSに集まった全566個の質問から、時間の許す限り多くの質問に答えた。
映画『リョーマ!The Prince of Tennis 新生劇場版テニスの王子様』は1999年より「週刊少年ジャンプ」にて連載がスタートした『テニスの王子様』(集英社 ジャンプ コミックス刊)そして、現在「ジャンプSQ.」にて連載中の続編『新テニスの王子様』を合わせ、累計発行部数6000万部を突破している人気漫画から初の3DCGアニメーション。本作は、その『テニスの王子様』と『新テニスの王子様』の間「空白の3か月」を原作者自らストーリーを紡いだ作品。
ティーチインのMCを務めたのは、先月千秋楽を迎えたミュージカル『テニスの王子様』4thシーズン 青学vs不動峰にて月刊プロテニス記者・井上 守役を務め、またミュージカル『テニスの王子様』1stシーズンでも不動峰中学校の橘桔平役で出演した俳優の北代高士。『テニミュ』4thシーズンの衣装というテニスウェアを着用し、「『テニスの王子様』への愛だけは誰にも引けを取らない自信はあります!」と、気合十分のMCのもと、イベントは始まった。
まず1問目「2タイプの『リョーマ!』の映像について、インタビューなどで本当は5タイプ作れたらいいなと思っていたと仰っていましたが、その場合の組み合わせは?」という質問。許斐先生は「それぞれの学校バージョンで作りたかったんです」と回答。続けて、「2タイプにした場合、どう組み合わせようかと思っていました。映画業界の常識を覆したかったので、やれるとこまでやってみようと思っていました」とのこと。許斐先生の発言に、『テニミュ』1stシーズンで不動峰の橘を演じている北代は「僕、不動峰中バージョンを観たかった!」とコメントした。
次の質問はSNSでも話題の「リョーマが電話ボックスの上に立っている意味が知りたい」という内容。これに神志那監督は「許斐先生と最初にお話した時に、子供たちに飽きさせないようにするために、面白いことをたくさん考えていたんです。絵コンテの時点で、リョーマを電話ボックスの上に立たせていたのですが、許斐先生がその時に何も言わなかった(笑)」と言い「桜乃が電話ボックスの上に立つリョーマをどういう目で見ていたのかを想像してほしいですね」と笑う。許斐先生も「すごく良い演出だったと思います」と笑みを浮かべた。
「『シアター☆テニフェスpetit!』のセットリストについては?」という質問について、許斐先生は「映画を作る上で、『シアター☆テニフェス』は絶対実施したいということは伝えていました」と言い、「全国の映画館で、盛り上がる曲、合の手を入れやすい曲など、ライブのセットリストを作る気持ちで選曲しました。<Decide>と<Glory>を同じ楽曲時間にするのが大変でしたね」と振り返った。
最後に神志那監督から、気づいた方もいるかと思いますが「ダンスに共通点があるんです。3つの曲に共通の振りを付けてくださいとお願いして、作ってもらいました。今度は僕も恥ずかしいけど、一緒に(応援上映で)踊ろうかなと思っています」と語った。許斐先生は「私も応援上映にいきました。ぜひ劇場で楽しんでいただき、これからも劇場版『リョーマ!』をよろしくお願いいたします」とコメントし、ティーチインを締めくくった。「シング×ダンス×プレイ」の新次元アドベンチャー『リョーマ!The Prince of Tennis 新生劇場版テニスの王子様』は、大ヒット公開中!