日時:9月18日(土)
場所:TOHOシネマズ六本木ヒルズ
登壇者:許斐 剛(原作・製作総指揮)、皆川純子(越前リョーマ役)、松山鷹志(越前南次郎役)、高橋美佳子(竜崎桜乃役)、武内駿輔(ブー役)、竹内良太(フー役)
MC:四千頭身(公式応援団)
全国公開中の『リョーマ!The Prince of Tennis 新生劇場版テニスの王子様』の大ヒット御礼舞台挨拶が都内にて行われ、許斐 剛(原作・製作総指揮)、皆川純子(越前リョーマ役)と、今回が初登壇となる松山鷹志(越前南次郎役)、高橋美佳子(竜崎桜乃役)、武内駿輔(ブー役)、竹内良太(フー役)が参加した。また、MCの公式応援団・四千頭身が、声優陣の前で劇中のラップバトルを再現。会場を大いに沸かせた。
映画『リョーマ!The Prince of Tennis 新生劇場版テニスの王子様』は1999年より「週刊少年ジャンプ」にて連載がスタートした『テニスの王子様』(集英社 ジャンプ コミックス刊)そして、現在「ジャンプSQ.」にて連載中の続編『新テニスの王子様』を合わせ、累計発行部数6000万部を突破している人気漫画から初の3DCGアニメーション。本作は、その『テニスの王子様』と『新テニスの王子様』の間「空白の3か月」を原作者自らストーリーを紡いだ作品。
8月に行われた本作の完成披露試写会に押しかけ、原作者・製作総指揮の許斐 剛先生に猛アピールの末、公式応援団となった四千頭身。今回は『リョーマ!』を盛り上げるべく満を持してMCを務めた。主人公・越前リョーマを演じる皆川純子と、原作者の許斐先生と共に壇上に上がったのは、『テニスの王子様』シリーズを長きに渡って支える越前南次郎役の松山鷹志と竜崎桜乃役の高橋美佳子。この二方とブー役の武内駿輔とフー役の竹内良太は『リョーマ!』の舞台挨拶に登壇するのは今回が初めて。松山は同作で描かれる若かりし南次郎について「若い南次郎の声なので、私ではないかな…とちょっと思っておりましたが、大丈夫かなと」と当初不安に感じていたことを明かした。しかし許斐先生が「“南次郎は、松山さんしかない”と言ってくれて…。どうもありがとう!!という気持ちです」と満面の笑みで語った。一方、リョーマとの関係がクローズアップされた桜乃について高橋は「(リョーマと桜乃は)とってもお似合いだと思ました。リョーマ君とのシーンをたくさん作っていただけて感謝しています」とお礼を述べた。松山と高橋の話を聞いて、皆川は「忘れがちではあるのですが、リョーマは中学生なんですよね。本作は、リョーマが等身大の男の子なんだなということを実感できました」と、南次郎、桜乃との関係性で感じることができたとは話した。
本作が『テニプリ』初参戦となったブー役の武内駿輔とフー役の竹内良太に、その感想を尋ねると「僕が小さい頃から放送していた作品ですので、嬉しさもあり、自分が大人になった今でも現役で続いている作品の熱量にどう応えていこう…と思っていたのですが、そもそも(テニスギャングという)設定が強かった(笑)」(武内)、「テニスギャングというパワーワードとラップと『テニプリ』に出演できるということに、すごく嬉しい気持ちになったのを覚えています」(竹内)と、口にした。ここで、その武内演じるブーと竹内演じるフーの兄貴的存在のウルフを演じた杉田智和からのVTRが映し出された。「今日はそちらに行けずにすみません」と謝罪した杉田。しかし「こう言いながら、喋っているうちに“急に行きたくなったのでこの後行きますね!”って後ろから出てくるということは、まずありません。なので、僕のことは気にせずイベントを進めてください」とお茶目なコメントが。ウルフの役作りについては「まずはラップから入りました。その(ラップの)中にキャラのセリフもあるので、そこで固めていきました。映画を観るとわかるのですが、ウルフはただの荒くれ者ではないです。このポスターを見ていただくとわかるのですが、目の奥が優しいんです。それを隠すためにサングラスをかけているのかなと思ったり…」とコメント。杉田曰くウルフの“目の奥”が注目ポイントのよう。
そしてイベント中盤、MCを担当していた四千頭身・後藤より「ラップがやりたいです」と、驚きの発言。後藤曰く、ウルフ×ブー×フーとリョーマのラップバトルシーンが1番好きなシーンとのことで、そのシーンを四千頭身で再現するので武内と竹内に採点を依頼。皆川の「ふーん、なんなら三人でかかってきたら? 俺がテニスを教えてやるよ」というリョーマの劇中の台詞をスタートに、ラップバトルが開始。
「ひとりで三人?頭大丈夫?意外と上手?アメリカンジョーク!」(ブー:都築)
「HA!HA! ベイビー、お前にゃ無理だメイビー、温室育ちのぬるいクソガキ!」(フー:石橋)
「俺らストリート育ちのテニスギャング、遊びじゃないスキルで黙らす!」(ウルフ:後藤 )
会場からは大きな拍手が響いたが、武内と竹内の判定はなんと100点満点中2点!厳しい判定となった。
最後に許斐先生から「『テニプリ』に携わってくれた人の思いをすべてのせた映画になったと思います。この映画を観て、ものすごく笑って、ものすごく泣いて、最高の気分で劇場を後にしてくれたら嬉しいです」と、愛が溢れるファンへのコメントを寄せ、舞台挨拶は大盛況の中、終了した。
「シング×ダンス×プレイ」の新次元アドベンチャー『リョーマ!The Prince of Tennis 新生劇場版テニスの王子様』は、大ヒット公開中!