デヴィ夫人登壇 映画『ハチとパルマの物語』初日イベント

デヴィ夫人登壇 映画『ハチとパルマの物語』初日イベント
提供:シネマクエスト

日時:5月28日(金)
場所:ヒューマントラストシネマ渋谷
登壇者:デヴィ夫人、長谷部健渋谷区長、福原淳嗣秋田県大館市長

モスクワの空港で2年にわたって飼い主を待ち続けた忠犬・パルマの実話を映画化した『ハチとパルマの物語』が5月28日(金)に公開を迎え、東京・渋谷のヒューマントラストシネマ渋谷にて舞台挨拶が開催! 映画にちなんで、動物愛護活動に尽力していることで知られるデヴィ夫人、忠犬ハチ像のある渋谷区の長谷部健区長、そしてハチの生まれ故郷である秋田県大館市の福原淳嗣市長が来場した。

長谷部区長は、忠犬・ハチによって「渋谷区と大館市の縁が紡がれて、今日にいたっています。区民にとっても誇りです」と語る。

福原市長は「ハチは渋谷と大舘の心をつなぎましたが、この作品は日本とロシアの友好の懸け橋になると確信しています」と語った。

デヴィ夫人は映画について「最近、こんなに感激した映画はありません。愛がどんなに大切で尊いかを教えてくれます」と大絶賛。映画の中の1970年代の旧ソビエト時代の描写についても「政治風刺がたくさん含まれています。そんな映画の脚本を、いまのロシアがよく許したなと思います」と驚きを口にする。コロナ禍によって開催中止になったが、映画のレセプションが在日ロシア大使館などで開催される予定だったことにも触れ「世の中が、どんどん進んでいることに感心しました」と語った。

もちろん、映画の中の犬にも心打たれたようで「あのパルマ役の犬は、脚本が読めるんじゃないかと思うくらい上手で、心をわしづかみにされる映画でした」と称賛を送っていた。

ちなみに福原市長は本人役として映画にも出演しており「私は俳優です!」と笑うが、そんな市長の演技について、映画を観終わったばかりの観客からは拍手が! これには市長も「東京の方は優しいですね。地元の大館では、私が出たところは笑いが起きてました」とニッコリ。

長谷部区長も「演技なのかわからないくらいしっかりされてます」と語り、映画でも、この舞台挨拶でも、全く物怖じしない福原市長をほめたたえていたが、市長はかぶりを振り「いやいや、いま、私は“東洋の真珠”と言われるデヴィ夫人の隣で緊張しています!」とこれまた軽快なトークを繰り出していた。

渋谷区では「ペットと人間の共生」にも力を入れているが、長谷部区長は「映画を観て、(ペットを)飼っている人にとっては家族の一員であるという強いメッセージを感じましたし、一方で、飼い主がしっかりしないといけないという部分も感じました。災害時に、ペットと一緒に避難したいという人もいますし、そういう準備も進めています。まだ完全ではないですが、どんどん進めていかないといけないと改めて感じる映画でした」と語った。

デヴィ夫人は改めて「犬は地球上に人間が存在した時から最良の友であり、絶えず人間の隣にいました。いまでもまだ、犬が迫害されるということが起きていますけど、犬とひとの繋がりは美しいし、私はこれからも動物愛護のために戦う人間のひとりです。犬は人間に癒し、愛などいろんなもの与えてくれます。どうかみなさん、思いやりの心を持っていただきたいと思います」と動物愛護を呼びかけた。『ハチとパルマの物語』は公開中。

最終更新日
2021-05-31 09:00:36
提供
シネマクエスト(引用元

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