松竹配給により佐藤正午のベストセラー小説「鳩の撃退法」(はとのげきたいほう)の映画化が決定、2021年8月27日(金)全国ロードショーされることが決定した。原作は『月の満ち欠け』で第157回直木賞を受賞した作家・佐藤正午の数ある傑作のなかでも最高到達点 との呼び声高いエンターテインメント小説。累計発行部数は16万部を突破し、第6回山田風太郎賞を受賞するなど高い評価を得るとともに、実写化不可能と言われ続けてきた本作が実写映画として“観客参加型謎解きエンター<転>メント”に生まれ変わる。
主演は映画『藁の盾 わらのたて』(13)『22年目の告白-私が殺人犯です-』(17)『Diner ダイナー』(19)『カイジ ファイナルゲーム』(20)など数々の話題作に出演し、今や日本映画界を代表する唯一無二の怪優・藤原竜也。数々の名役を演じてきた藤原ですが今回は、藤原史上、最も謎めいた元直木賞作家・津田伸一(つだ・しんいち)を演じる。そんな津田に翻弄される担当編集者・鳥飼なほみ(とりかい・なほみ)を演じるのは、「今際の国のアリス」(20/Netflix)での熱演が記憶に新しい・土屋太鳳。そしてある日、突然家族と共に姿を消したバーのマスター・幸地秀吉(こうち・ひでよし)を約5年ぶりの映画出演となる俳優・風間俊介、津田の行きつけのコーヒーショップ店員・沼本(ぬもと)をTVドラマ「あなたの番です」(19/日本テレビ)など話題作への出演が続く女優・西野七瀬、彼らが暮らす地方都市の裏社会を仕切る男・倉田健次郎(くらた・けんじろう)を豊川悦司がそれぞれ熱演する。監督はドラマ「赤めだか」(15)でギャラクシー賞ほかドラマ界の賞を総なめするなど、映画だけではなくTVドラマ・バラエティ・ミュージックビデオとジャンルを問わず、マルチに活躍するタカハタ秀太が務める。
かつては直木賞も受賞した天才小説家の津田伸一。津田はとあるバーで担当編集者の鳥飼なほみに、書き途中の新作小説を読ませていた。富山の小さな街で経験した“ある出来事”を元に書かれた津田の新作に心を躍らせる鳥飼だったが、話を聞けば聞くほど、どうにも小説の中だけの話とは思えない。「大量の偽札」 「囲いを出たハト」 「一家失踪事件」 「裏社会のドン」…鳥飼は津田の話を頼りに小説が本当にフィクションなのか【検証】を始めるが、そこには【驚愕の真実】が待ち受けていた―。小説と現実、そして過去と現在が交錯しながら進む物語。小説(ウソ)か現実(ホント)か。その謎に挑む、主人公はあなた――。
これはただの映画ではく、天才小説家・津田伸一が仕掛ける史上最大のエンター<転>メント。 文字通り、目まぐるしく転換する物語。なぜ偽札は津田の元に舞い込んだのか? 囲いを出たハトとは一体何なのか? 消えた家族の行方は? などなど…いくつもの謎が仕掛けられており、観客のみなさんが楽しみながら謎に挑んでもらえる映画に仕上がった。
さらに特報映像&第1弾ポスタービジュアルも解禁となった。特報映像は、いるはずのない2人目の藤原竜也がこちら側に語りかける意味深な冒頭から始まり、姿を消した家族、積まれた札束などまさに謎だらけ。「その謎に挑む、主人公はあなただ」という言葉通りの挑戦的な特報映像となっている。合わせて解禁となる第1弾ポスタービジュアルはまるで本物の小説のようなデザイン。藤原竜也演じる津田伸一が意味深な眼差しでこちらを見つめる、<現実と虚構>が入り混じるミステリアスな仕上がりとなっている。
映画『鳩の撃退法』【特報映像】8月27日(金)全国公開
https://www.youtube.com/watch?v=Xy2DzBY15FA&feature=youtu.be