「パッドマン」の製作チームが再結集した最新作『ミッション・マンガル 崖っぷちチームの火星打上げ計画』(2021年1/8(金)より新宿ピカデリーほか全国順次公開)の日本版ポスターが解禁となった。
アジア初の火星探査機打上げ成功の陰には
再起をかけた男と女性科学者たちのアイディアと努力があった!!
2010年、インドの宇宙事業の命運をかけたロケットの打上げが失敗に終わり、プロジェクト責任者のラケーシュ(アクシャイ・クマール)とタラ(ヴィディヤ・バラン)は火星探査プロジェクトという「閑職」に異動させられる。誰もが火星探査など実現不可能プロジェクトだと考えていたが、家庭を切り盛りする主婦でもあるタラは、料理などの家事から閃いたアイデアで、小さなロケットでも探査機を火星に送る画期的なアイデアを思いつき、低予算ながらプロジェクトの始動を承認される。だが、花形の月探査プロジェクトに比べ、陰の存在であるチームに集められたスタッフは経験が浅く、モチベーションも低い、いわば二軍の寄せ集めだった。はじめはバラバラのチームだったが、ラケーシュのリーダーシップとタラなど女性たちの節約アイデアで、低予算でも火星打上げを成功に導くため、チームは結束し奮闘する。そして、2013年、彼らのアイデアと努力が詰まったアジア初の火星探査機「マンガルヤーン(火星の乗り物)」が火星へと打上げられたー。
今回解禁となった日本版ポスターでは、コピーにある“再起をかけた男”で火星探査のプロジェクトリーダーを演じた「パッドマン」のアクシャイ・クマールが中央に位置し、彼の周りにいるプロジェクトチームスタッフは女性科学者たちが中心で、彼女たちの生活の知恵やアイデアと努力によって火星探査の成功が導かれたことがわかる。また、宇宙開発にあたり、軽量化・予算削減と厳しい苦労がある中でも、インド人のポジティブ思考が伝わってくる彼らの満面の笑顔が、観るものをも笑顔にさせてくれるビジュアルになっており、コロナで厳しい状況の中で元気を与えてくれる映画であることがうかがえる。