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7月22日(水)~9月3日(木)に愛知県美術館ギャラリーで催す展覧会「ジブリの“大じゃない”博覧会」(愛知県、中日新聞社主催)の開幕を翌日に控えた 7 月 21 日(火)、開会式を同ギャラリーのロビーで行った。
主催者を代表し、愛知県の大村秀章知事と中日新聞社の大島宇一郎代表取締役社長が出席したほか、本展に企画制作協力したスタジオジブリから名古屋市出身の鈴木敏夫プロデューサーが参加。あいさつやテープカットに続いて、展示室を内覧し、本展の成功を祈願した。
大村知事
いよいよ、ジブリの“大じゃない”博覧会が開催されます。明日からが楽しみです。 新型コロナウイルス感染症の影響で、残念ながらいろんな展覧会が中止になりました。ジブリの大博覧会も延期になりました。このような中で 5 月に無理を申し上げ、「ちょっと小ぶりでいいから」と、中日新聞社とスタジオジブリにお願いしましたら、短い期間で本当に内容の濃い展示となり、「ジブリの“大じゃない”博覧会」という名前も付けていただきました。すばらしい企画構成に感謝申し上げます。私も内容を拝見しましたが、こってりとした中身で、名古屋めしに近い感じを楽しんだところです。
ジブリパークは 2022 年秋の開業を目指し、「青春の丘エリア」、「ジブリの大倉庫エリア」、「どんどこ森エリア」の 3 エリアについて、7 月 28 日に愛・地球博記念公園で起工式を行います。本展の最後に、ジブリパークの模型やスケッチを展示するコーナーを作っていただきました。オープンを大いに楽しみにしていただけるのではないかと思います。その一方で、感染防止対策を徹底させていただきます。来場についてはネット予約とさせていただきました。また、消毒等をしっかり行い、密にならないように楽しんでいただきますようお願いします。
この夏、日本が誇るスタジオジブリの素晴らしい世界を多くの皆さまに楽しんでいただきますようお願い申し上げます。
大島社長
ジブリの映画を見ていると、元気と勇気をすごく感じることができます。「千と千尋の神隠し」でも、ヒロインが困難に追い込まれても立ち向かって、一生懸命、努力する姿に心を打たれます。困難を乗り越えた後の笑顔は本当に忘れられません。僕らもコロナをどう乗り越えるか、スタジオジブリの作品のように、勇気をもって、前へ進めたらと思います。 感染防止対策を徹底してやってくださいと、厳しいお達しをいただいています。ウィズコロナ、アフターコロナの新しい日常に少しずつ慣れていきたいです。展示物もなるべくソーシャルディスタンスを保ち、来場者もソーシャルディスタンスにご協力お願いします。一日に入場できる数に限りがあります。一人でも多くの方にジブリの“大じゃない”博覧会をご覧いただき、勇気と元気をもらってもらえればと思います。
鈴木プロデューサー
昭和区の元宮でこの世に生を受けました。その後、引っ越しを繰り返し、赤萩、車道、東大曽根、黒川にいました。つまり、名古屋で生まれて、名古屋で育ちました。愛知県のために頑張りました。応援よろしくお願いします。
【開催概要】
■会期:2020年7月22日(水)~9月3日(木)38日間
■開催時間: 午前10時~午後6時 金曜は午後8時まで(入場は閉場30分前まで)
■休館日 月曜日(祝日の場合は翌日)
■会場 愛知県美術館ギャラリー A・B・H・I [愛知芸術文化センター8階]
(〒461-8525 名古屋市東区東桜1-13-2)
■主催:愛知県、中日新聞社
■企画制作協力:スタジオジブリ
■協力:岩波書店
■入場券:日時指定入場制 (詳細は後述)
■お問い合わせ:ハローダイヤル 050(5542)8600(午前8時~午後10時)
■特設サイト:https://www.ghibli-daijanaiexpo.jp
■公式Twitter:@DaijanaiExpo