本年度ゴールデングローブ賞で作品賞(ドラマ部門)&監督賞【サム・メンデス】の主要2部門を受賞、英国アカデミー賞では作品賞を含む最多7冠を獲得、さらにアカデミー賞では撮影賞【撮影監督ロジャー・ディーキンス】&視覚効果賞&録音賞の技術3部門を受賞するなど、世界の映画賞を席捲中のサム・メンデス監督最新作『1917 命をかけた伝令』が大ヒット公開中!本作は、サム・メンデス監督が、若き兵士たちが困難なミッションに立ち向かう姿を臨場感たっぷりに、さらに観る人たちを物語への究極の没入感へ導き、登場人物たちの行動や心情を体感してもらうために”ワンカット映像”という画期的な撮影方法を全編に採用した。全編を途切れることなくひとつながりの映像で見せる【ワンシーン ワンカット】は、登場人物の感情や臨場感を表現する<長回し>として多くの監督がその手法を取り入れてきた。監督によると「完璧に途切れなく物語を描くために、全てにおいて秒単位まで計算されるなど緻密な調整をした。特にリハーサルについては、今までの過去のどの作品よりも時間を費やした。自身のキャリアにおいて、最もエキサイティングな仕事だった」と語っている。
アカデミー賞に輝いた『アメリカン・ビューティー』や『007スペクター』などを手掛けたサム・メンデス監督、『ブレードランナー 2049』で同じくオスカーを獲得したロジャー・ディーキンスをはじめとする巨匠たちが生み出した画期的な撮影技法と演出が高く評価され、今年度のアカデミー賞では撮影賞【ロジャー・ディーキンス】、録音賞、視覚効果賞の3部門で見事受賞!期待が高まるなか先週、遂に日本でも待望の公開を迎えた本作。SNSでは「凄い緊張感。伝令を届けるため、前線へと向かう主人公2人組の使命感と喪失感。主人公たちの感情やすれ違う兵士の風貌、街や自然の変化のグラデーションが1カットだからこそ強く感じられた。」、「これは”映画鑑賞”なんてレベルじゃなく、疑似体験。驚異的な長回しと異次元の音響。緩急、抑揚、間を重視した場面転換の巧みさに鳥肌が立つ。光と影を強烈に意識させるシーンの数々、その神秘的な映像表現はため息が出るほど美しかった。マジで全方位隙がない傑作。」、「映像がただただ美しかった。特に光と闇を映す技法が素晴らしく自分が今劇場内にいる事を忘れるほどの臨場感。」、「脚本自体はシンプル故に映像が語りかけてくる情感が半端ない。今までに味わったことのない体感。」と、早速劇場のスクリーンで映画を体験した観客から絶賛の声が相次いでいる!
そしてこの度、そんな異次元の没入体験を生み出したサム・メンデス監督、ロジャー・ディーキンス、主演のジョージ・マッケイとディーン=チャールズ・チャップマンらが、本作に込めた想いや見どころについて熱弁する特別映像が到着した。
解禁された約11分間に及ぶ本映像では、第一次世界大戦を体験した祖父の話をきっかけに初の脚本執筆に挑んだというサム・メンデス監督による本作の題材・ストーリー、そしてワンカット撮影という技法を選んだ想いについて明かすところから始まる。続けて、スタッフだけでなくカメラに追い回されるキャストの動きも重要となる独特な撮影のなかで主演に大抜擢されたジョージ・マッケイとディーン=チャールズ・チャップマンが登場し、ジョージが「舞台の芝居と同じ。間違えたとしても演じ続けなきゃならない。」、ディーンが「実際に台詞が被ることもあった」と明かすようにトラブルが起きても芝居と撮影を続行したというワンカット撮影ならではのエピソードとその実際の本編映像が明かされ、本年度アカデミー賞で撮影賞を受賞した巨匠ロジャー・ディーキンスが、自身の撮影にかけたポリシーについて熱く語る姿も映し出されていく。
メイキング映像では、ロジャーが実際にカメラを覗いて撮影する様子や、サム・メンデスともにロケーションをみながら打ち合わせを重ねたり、ジョージやディーンも加わり美術セットも仕上がっていない平地の状態のロケ地でリハーサルに打ち込む姿、またジョージがスタントを使わずに自ら激流に飛び込んだり、砂の塊が容赦なく舞う戦場を駆け抜けるという身体を張ったアクションに挑む姿のほか、『007 スペクター』や『007 スカイフォール』で活躍したプロダクション・デザインのデニス・ガスナー率いる美術チームが史実に忠実な塹壕や廃墟を作り上げ、照明チームがロジャーの監修の元で夜間シーンの撮影に試行錯誤する様子なども映し出され、サム・メンデス監督、ロジャー・ディーキンス、主演キャストの2人はもちろん、本作に参加したすべてのクルーが、”リアルタイムで物語を描く”ことを徹底的に追求して、本作の制作に挑んだことがひしひしと伝わる濃厚な映像に仕上がっている。
見どころたっぷりの映像の最後は、ロジャー・ディーキンスが「実際にスクリーンで観て、ワンカット撮影の世界と、その撮影技術を堪能してほしい。」と自身が生み出したワンカット映像に自信を覗かせ、サム・メンデスが「”ワンカットで撮影する”そう決めた覚悟が重要なんだ。それが観客の心に響く作品に結実すればこんなに嬉しいことはないね。」と信念を持って仕上げた本作を観客の目に託すコメントで締まる。巨匠たちがこれまでの映画にない異次元の没入体験を追い求めて見事映像化に成功した本作。日本を始め、世界中の観客や賞レースで高評価を浴びる映像を、是非劇場で!
『1917 命をかけた伝令』<異次元の没入感はこうして出来上がった!>11分超え豪華特別映像
https://youtu.be/sU0FScoQrxY