ファーストサマーウイカ “ミッドサマーウイカ”に改名し魅力をアピール!!「別れそうなカップルだったらこれで修復できるかも!」『ミッドサマー』イベント

ファーストサマーウイカ “ミッドサマーウイカ”に改名し魅力をアピール!!「別れそうなカップルだったらこれで修復できるかも!」『ミッドサマー』イベント
提供:シネマクエスト

日時:2月4日(火)
場所:ブロードメディアスタジオ
登壇者:ファーストサマーウイカ

長編デビュー作 『ヘレディタリー/継承 』が世界中の映画サイト、映画誌に絶賛され、いまハリウッドの製作陣が”最も組みたいクリエイター”としてその動向に注目が集まっているアリ・アスター監督の最新作『ミッドサマー』が2/21(金)がTOHOシネマズ 日比谷他にて全国公開となる。2月4日に、ファーストサマーウイカ登壇による本作の試写会イベントが行われた。

映画上映前の舞台に登壇したファーストサマーウイカ。
スウェーデンの奥地の村で開かれる90年に一度の祝祭が舞台になっている本作にちなんで、北欧風の真っ白な民族衣裳と、映画の中でも登場する豪華な花冠に身を包んで登場。

今回はファーストサマーウイカ改め、”ミッドサマーウイカ”として映画の魅力を伝えに駆けつけた。「ツイッターでこの映画と合わせて私の名前が投稿されているのを観て知ったんですよ。そしたらまさかこんなことになりました。」と笑顔コメント。

一足先に映画を鑑賞したファーストサマーウイカは「最初にこの映画のことを知った時は、スリラー系とは全然知らずにヒューマンドラマ系だと思っていました。でも見てみたら予想とは違って怖い映画なんだとなりました(笑)でも、最後は爽快感あふれる作品でした!観る人の年齢とか性別によって感じ方はすごく変わると思います。」と語った。

本作が早くもSNS上で怖いと話題になっていた件について、「わたしはホラー感のようなものはまったく感じなくて、お化けとかスプラッターとか色々と怖い要素は色々ありますけど、”生きている人間の笑顔”が一番怖いと感じましたよ。(笑)映画館で隣に座っている人だったり、身近な人が怖いって思うことがあるかも。そういう”人間的な怖さ”っていうのが際立ってます。白夜っていう設定もそうですし、日常に溢れるものの恐怖っていうのは感じることはあるかもしれないですね!」と、一味違ったスリラー映画であることをアピール。

また、つい先日初来日したアリ・アスター監督が、本作を「この映画はホラーではなく、失恋スリラーだ。」と言っていることに対して聞かれたファーストサマーウイカは、「別れ際のカップルだったらこれを一緒に観たら関係を修復できるかも。でもめちゃめちゃん仲の良いカップルが一緒に観に来て、その後色々語りあったら別れるかも。意見が食い違って白熱してしまって(笑)」と本作を改めて失恋スリラーとして保証してくれた。

本作以外にも、怖い映画は普段から見ているかと聞かれたファーストサマーウイカは「今まで観ていなかったんですけど、この反動で最近よく観ています。人間の奥底に眠る狂気みたいなものを抽出している映画は好きですね。この作品もまさにそうですが、自分たちは欲望を抑えられているだけで、実は爆発してしまうとこうなるんだなっていうのを目の当たりにしました。」とスリラー映画に対するご自身の見方を語った。

映画にちなみ、普段仕事をしている中で、「怖い」思いをしたことはあるかと聞かると、「ドッキリだと思って現場で喧嘩の茶番みたいなのをしたんですけど、編集でネタバラシのところが切れてしまって、本当に喧嘩しているみたいなことがありました。それでプチ炎上になりましたし。(笑)これ使えますか?これが切られたらまた怖いですよね(笑)」とテレビの裏側での怖かった思い出を語った。

そんなウイカが着用した今回の衣裳は、劇中で主演・フローレンス・ピュー演じるダニーが着用するものをイメージした衣裳と花冠。フローレンス・ピューは今最もアメリカで熱い女優さんと言われている。ウイカは「彼女のファンもとても驚くんじゃないかなと。」と言及。さらに「この映画は爽快に思う人もいれば、反対に思う人もいるし、だからこそ語れる映画だと思いますよ!表面的な怖さとかそういうことだけじゃなくて、自分は何が怖かったかで占いができると思いましたよ。ここが怖いと思った人がこういう悩みを抱えていますよ、みたいな。ミッドサマー占い (笑)。」と、本作がここまでSNS上で話題になった理由、そしてまだ鑑賞していない方々への本作の楽しみ方を提案した。

イベント終盤、失恋スリラーと呼ばれる本作にちなみ、失恋の思い出でについて聞かれたウイカ。
「恋人が別れる時って小さい歯車が噛み合わなくなってきて、それで最後どこかで歯車がかちっと止まって終わってしまう。そういうカップルあるあるがこの映画にはあるんですよね。イラっとする小さな小石がいっぱい散りばめられていて、それをどう思うか人によって違うんです。だからこれを見終わった後にそのカップルがお食事会してしまったらぶつかるかもしれません。」と改めて、スリラーでありながらカップルの愛が試される”失恋スリラー”としての魅力を念押し。

最後に、「スリルの奥に人間の欲が見えて、身の回りにいる人たちのことを思い直すようなことができる映画だと思いました。自分がどこで気持ちが振れたかを考えてほしいと思います!」とウイカよりこれから鑑賞する人へメッセージが送られ、イベントは大盛況のまま終了した。

最終更新日
2020-02-05 12:00:29
提供
シネマクエスト(引用元

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