『ちはやふる』にて日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、『十二人の死にたい子どもたち』『カイジ ファイナルゲーム』などその確かな演技力で話題作への出演が絶えない俳優・新田真剣佑と、同じく『君の膵臓をたべたい』にて日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、『君は月夜に光り輝く』などで若者の絶大な支持を受け、ダンスロックバンド「DISH//」のVo./Gtとして幅広い活躍を魅せる北村匠海のW主演で贈る、完全オリジナル映画『サヨナラまでの30分』(2020年1月24日公開)。本作と「クイーンズスクエア横浜クリスマス2019」のコラボレーションが決定し、11月7日(木)から12月25日(水)までの期間、映画とコラボしたショータイムも組み込んだクリスマスツリー「Play hope Tree〜希望を奏でるクリスマスツリー〜」が登場する。その点灯式が行われ、本作のヒロイン・久保田紗友と萩原健太郎監督が参加した。
平日にもかかわらず多くの人が行き交うクイーンズスクエア横浜。そこに設置された高さ約11mのクリスマスツリーのもと、横浜少年少女合唱団によるクリスマスソングの合唱によるオープニングで会場は一気にクリスマスムードに包まれる。その後MCの呼び込みにより、上品かつきらびやかな衣装に身を包んだ久保田と萩原監督が登壇すると、会場からは大きな拍手が。
人生“初”となるクリスマスツリー点灯式に参加する久保田は「短い間ですが、楽しい時間を過ごせたらと思います」とにこやかに挨拶。萩原監督も「(初めて見る点灯ボタンに)びっくりしています」と少し興奮気味に挨拶。<Play hope Tree~希望を奏でるクリスマスツリー~>は、ツリーの周りを舞うような音符たち、輝きながら回る“スパークルオルゴール”や、ダイナミックな“クイーンズホーン”があしらわれた音楽をテーマとしたツリー。『サヨナラまでの30分』も同じ音楽をテーマにしていることから今回のコラボレーションが実現したが、萩原監督は完全オリジナル作品である本作の内容を、サービス精神旺盛に紹介した。本作で新田真剣佑演じるアキと北村匠海演じる颯太、2人が恋する<大注目のヒロイン・カナ>の座をオーディションで勝ち取った“シンデレラガール”久保田は、「撮影に入るまで実感がわかなかったが、大役をいただいたので全力で頑張らなきゃと思いながら、(劇中で演奏する)ピアノの練習を頑張りました。役が決まってからずっと自分の中にカナという人物がいました」と大役に挑んだ思いを語り、ツリーに施された鍵盤のオブジェを紹介されると嬉しそうな様子。久保田も本作ではじめてピアノに挑戦したが、実は他のバンドメンバーも楽器初心者の人たちが多く、撮影前からかなりの練習を積んだそう。「プロの設定なので、それなりの演奏をしなければならないうえに、演奏に加えてお芝居をしなければならないというのは、難しかったと思う」と監督が役者たちの苦労を語り、さらに、「初めて全員が合わせた演奏をきいた時は感動して涙が出そうになった」とその演奏+演技に太鼓判を押した。
そして、いよいよツリー点灯に。イベントのオープニングを飾った子供たちと共にカウントダウンを行い、久保田と監督が点灯ボタンを押すと、電球約2万2千球を使用したスペシャルツリーが点灯!場内は一気にきらびやかに。本作の音源が“初”披露となった、映画『サヨナラまでの30分』をイメージした演出に続き、クイーンズスクエア横浜オリジナル演出が披露。美しく生き生きとした音の旋律を奏でながら、まるで音符たちがキラキラと舞う、特別な光と音の演出で、場内にいた子供からお年寄りまで皆が息をのむほど魅了された。
演出を見終えた久保田は「もともと冬が大好きなのですが、クリスマスツリーは冬ならではですよね!心が温まります」とその美しさに目を輝かせ、萩原監督も「思わずうるっとしちゃいました」と感動を隠し切れない様子だった。
美しく彩られたツリーの前でフォトセッションを行ったのち、久保田が「今日ここにいる皆さんには、絶対に劇場に足を運んでほしいです!約束してください(笑)」と映画のアピールも忘れずに伝えると会場は拍手で応え、萩原監督も「今日流れた曲以外にもとても良い曲がたくさん出てくる、笑って泣ける、ちょっと切ない青春映画になっているので、ぜひ映画館でご覧ください」と挨拶し、イベントを終えた。