『きっと、うまくいく』『ダンガル きっと、つよくなる』などの“インドの国宝”アーミル・カーンが製作・出演した注目のインド映画『シークレット・スーパースター』は8月9日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開となる。
本作は、“インドの国宝”アーミル・カーンが自身の元マネージャーによる脚本に惚れ込み出演・製作を買って出た、とことん壮絶な困難を乗り越え、夢を諦めない少女のドリーム・サクセスストーリー。『ダンガル きっと、つよくなる』の若き天才女優ザイラー・ワシームが、夢をあきらめない等身大のティーンエイジャーの少女をみずみずしく演じ、本作では助演に徹したアーミルはインシアのために一肌脱ぐことになる落ち目の音楽プロデューサーを怪演。『ダンガル』で父娘役で共演したふたりが本作では文字通り“タッグ”を結び人生逆転をかける。今年日本でロングランヒットとなった『バジュランギおじさんと、小さな迷子』が記録していたインド映画としての世界興収記録を塗り替え、『ダンガル きっと、つよくなる』『バーフバリ 王の凱旋』に続くインド映画で歴代世界興収第3位を奪取(2019年4月現在)した注目作がついに日本上陸!
夢をあきらめない少女のひたむきな姿を、珠玉の楽曲とともに捉えた日本版予告編がついに完成した!
インシアは、歌うことが大好きで歌手を夢見るごく普通の少女。しかし権威的で厳格な父親はそれを許さず、誰よりもインシアの夢を応援しているインシアの母親も夫を恐れてつい厳しい言葉をなげかけてしまう。父親に内緒で母親からノートPCを買ってもらったインシアは、歌い続けたい一心でブルカをまとい顔と身元を隠して自作の歌をYouTubeにアップ。“名もなきスター”の突然の出現はメディアまで巻き込み大きな話題となり、喜びを隠せないインシアだったが、あることがきっかけで宝物であるアコースティックギターを使えなくなってしまう。そんなある日、インシアは動画を見た落ち目の音楽プロデューサーであるシャクティから仕事のオファーを受ける。当初はどこかうさん臭さのあるシャクティだったが、インシアの“本気の歌”に触れ、苦境に立たされていた彼女のためにひと肌脱ぐことになる――
インシアの様々な想いを象徴するのが自作の歌の数々だが、揺れる心や母親への想いなど等身大で胸を打つ珠玉の楽曲は劇中音楽が重要視されるインドの映画賞でも高く評価された。この映像でインシアが最初に投稿する“Main Kaun Hoon”は国際インド映画アカデミー賞で女性プレイバックシンガー賞を受賞し、インシアがレコーディングで披露する“Nachdi Phira”はインシアのアイデアにより蘇ることになるシャクティがかつて作った名曲で、フィルムフェア賞で同賞を受賞という異例の快挙を果たした。
手がける作品は商業的娯楽性と社会性を兼ね備え“インドの良心”とも呼ばれるアーミルは、「『シークレット・スーパースター』は女性の自立がテーマで、自分らしく生きる勇気を持つことを教えてくれる。『ダンガル きっと、つよくなる』とは表裏一体なんだ。2つの脚本で同じ問題を違った形で表現できたのはすごく幸運だったよ」と語る。
「シークレット・スーパースター」日本版予告編
https://youtu.be/reyQda0n0kY