ディズニーと鬼才ティム・バートン監督が、世界中から世代を超え愛され続ける名作『ダンボ』を奇跡の実写映画化した全世界注目の最新作『ダンボ』(大ヒット公開中)。この度、本作の日米大ヒットを記念して本日 4 月 3 日(水)に TOHO シネマズ六本木ヒルズスクリーン 2 にて公開御礼舞台挨拶が行われ、ダンボの運命を握るキーマン:ホルトの日本版声優を務めた西島秀俊とホルトの娘ミリー役の遠藤璃菜、ホルトの息子ジョー役の岡部息吹が登壇した。
『ダンボ』の日米大ヒットを祝うべくファンたちが集結し、イベントが開始する前から劇場内は熱気でヒートアップ。そして先日来日した鬼才ティム・バートン監督やコリン・ファレルとも初対面を果たした西島が遂に登場!「2人とも日本が大好きだということで、ものすごくテンションが高かったです。ティム・バートン監督はロボットの絵を描いてくれました。そして、コリン・ファレルさんは『ダンボ』がどのように撮影されていたのかを教えてくださいました」と、憧れの存在であったバートン監督の深いダンボと日本への愛情やイベント裏でのエピソード、ファレルから撮影秘話を聞いたと明かした。
続けて、バートン監督が本作は「家族の絆」がテーマの 1 つとも語っており、「絆は、楽しいときはもちろん、家族の誰かがピンチに陥っている時、何かに挑戦するときに最も強く感じるものだと思います。僕自身、ダンボのように辛いときは家族に勇気づけられて乗り越えられたんです」と、実生活でも父親である西島にとって家族の存在は欠かせないものであり、劇中のダンボとホルト・ファミリーのように絆を大切にしていることを力説。そんな『ダンボ』の大ヒットについて「ダンボが勇気と個性で周囲を助ける姿、そして家族やサーカス団の強い絆に本当に感動できると思います。お子さんから大人まで誰もが楽しめる作品になっているので、ご家族みんなで楽しんで欲しいです」と語り、家族をはじめとする幅広い世代に鑑賞して欲しいと熱弁した。さらに、本作の“そのままの姿で、きっと輝ける”というメインテーマにちなんで「僕は不器用で、俳優として長い間うまくいかない時期がありました。人よりも長い時間がかかりましたが、決してマイナスにはならなかったです。すぐできることが必ずしも個性を発揮できるということだとは限らないですし、遠回りでも一歩一歩進んでいくことが個性を発揮できる秘訣だと思います」と、バートン監督が本作で描いた“個性を受け入れる姿勢”や“時間がかかっても諦めないこと”を大切にしているという西島ならではの想いを明かした。
さらに、本作の公開をお祝いするために、劇中で西島演じるホルトの子供たちを演じた遠藤と岡部がサプライズ登場!可愛らしい二人より『ダンボ』の大ヒットを記念したダンボ型のブーケが贈られた。春休み真っ只中であり、4月から新学年を迎える遠藤は「陶芸で、過去に無理と言われた大きな器を作りたいです」、岡部は「学校の委員会も始まるので、恥ずかしいことや自分がやってみたいことを自分から進んでやりたいです」と、新たなチャレンジへの前向きな抱負を語り、劇場内も優しい雰囲気に。
お二人と同じく新たなことにチャレンジする人たちへ向けて「僕は大きくなってからもこれがやりたいということを言えなかったのですが、映画の仕事をしたいと口に出して言うようになってから仕事が来るようになりました。ダンボも勇気を持って空を飛ぶので、夢を声に出しすことが大きな可能性に繋がっていくと思います」と、劇中で勇気を出して空に飛び立つダンボのように、新たな一歩を踏み出せるような優しいアドバイスが贈られた。
イベントの最後では、西島よりこれから『ダンボ』を鑑賞する観客に向けて「何よりもダンボが物凄く可愛いです。ダンボの可愛さにメロメロになってください!」と、ダンボ愛に溢れたメッセージが贈られ、イベントは大盛況のうちに幕を閉じた。ダンボが引き離された母を助けるため、サーカス団の家族の力を借りて新たな一歩を踏み出すファンタジー・アドベンチャー『ダンボ』。ディズニーとティム・バートンが奇跡の映像美で実写化する”新たな「ダンボ」の物語”はどのような胸を高鳴らせる体験を届けてくれるのかー?映画『ダンボ』は、大ヒット公開中。