『世界から希望が消えたなら。』が2019年秋に公開されることが決定した。幸せな日々を過ごしていた矢先、病が突如として襲い掛かる。この世界に自分がいなくなったら?無情にも医師から死の宣告を告げられた男が、いま、決意と使命を胸に立ち上がる。誰も体験したことがない奇跡と感動ストーリーが誕生した。
主演を務めるのは本作が映画初主演となる竹内久顕(たけうち ひさあき)。ベストセラー作家であり出版社の経営者でもある御祖真(みおや まこと)を熱演!余命宣告を受けながらも自分にあたえられた使命を全うしようとする難役に挑戦した。
そして、千眼美子(本名:清水富美加)が御祖真の秘書・藤坂沙織(ふじさか さおり)役、さとう珠緒が真の妻・御祖磯子(みおや いそこ)役を務める。千眼は今作が女優復帰後実写作品3作目。現在全国にて大ヒット上映中の『僕の彼女は魔法使い』(19年)では復帰後初の主演を好演し、作品も初登場第3位を飾るなど、復帰してなお女優としての輝きに更なる磨きがかかる。そしてもう一人の御祖真の人生において重要な役回りをさとう珠緒が熱演!映画出演は『白鳥麗子でございます!THE MOVIE』(16年)以来となる。監督は、社会現象を巻き起こした反町隆史・松嶋菜々子主演の「GTO」などヒット作を数多く手がけた赤羽博がメガホンを取る。
赤羽博監督コメント
そう簡単にはないストーリーなので、かえって非現実で、あり得なく見えるかもしれません。しかしながら実はそのただ一つのケースが、普遍性のある現在のヒーロー物語となっているのです。絶望の淵から「公」の意識に目覚め、自分の使命の為に今の栄光も捨て、愛する者たちとも別れ「死」をも乗り越えて行く姿が、現在社会に生きる人々へ、愛と感動を与える物語となれば幸いだと思います。
【STORY】ベストセラー作家であり、自ら出版社を経営している御祖真(みおやまこと)。妻や3人の子供にも恵まれ充実した日々を過ごしていた彼には、誰にも言えない“秘密”があった。そんなある日、帰宅途中に胸の苦しみを感じた真は、外の空気を吸うために送迎車から降り、庭園を散歩する。そこでは結婚式が行われていた。娘の将来の花嫁姿を思い浮かべた矢先、激しい心臓発作に襲われその場に倒れてしまう。意識を失いかけた真の手には、トルストイ著『復活』が握られていた。緊急搬送された病院で医師から告げられたのは、無常にも“死の宣告”だった。