クリスチャン・ベール主演×アダム・マッケイ監督×ブラッド・ピット製作の『マネー・ショート 華麗なる大逆転』チームが再集結したアダム・マッケイ監督最新作『バイス』(4月5日(金)TOHOシネマズ日比谷ほかにて全国公開)。クリスチャン・ベールがディック・チェイニーの20代から70代までの人生を、体重を約20キロ激増して見事な演技で魅了し、ゴールデングローブ賞では、主演男優賞を受賞した本作。第91回アカデミー賞では、俳優部門を総ナメし8部門(作品賞、監督賞、脚本賞、主演男優賞:クリスチャン・ベール、助演男優賞:サム・ロックウェル、助演女優賞:エイミー・アダムス、編集賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞)にノミネートされ、メイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞した。公開を4月に控え、いよいよ予告編が完成!
完成した予告編は、ジョージ・W・ブッシュが、ディック・チェイニーに「君しかいない。俺の副大統領になってくれ」と依頼する場面から始まる。チキンを食べ手をベタベタにしながら大事な話をするブッシュを演じているのは、本作でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされたサム・ロックウェル。
そして小難しい顔をして「私は社長だぞ。でかい会社だ。それに国防長官や、首席補佐官も歴任した。副大統領なんて形だけの仕事だろ。だからもっといい形に変えたい。全部任せてくれ。」と目の前にニセの餌をチラつかせながら話すのは、クリスチャン・ベール扮するディック・チェイニー。
内政問題や、軍事問題、エネルギー問題も外交問題も全て、「俺に任せろ」というチェイニー。そしてそのチェイニーに「あなたの力 盗られないようにしなくちゃね」とキツイ表情で発破をかける妻リン・チェイニーを演じるのは、こちらもアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたエイミー・アダムス。
副大統領という目立たない地位を逆手に取り、パペットマスターのごとく大統領を操って強大な権力をふるい、すべきでない戦争を他国に仕掛けた揚げ句、アメリカを、そして世界中をメチャクチャに変えてしまったチェイニー。軽快なロックに乗せて流れるチェイニーの悪っぷりがブラック・エンターテインメントさをさらに増幅!アメリカを喰った、最強で最凶の副大統領(バイス)の全容が気になる予告編となった。
4月5日(金)全国公開『バイス』本予告
https://www.youtube.com/watch?v=ttBtd7zmCvY