本年度アカデミー賞の4部門(歌曲賞、作曲賞、美術賞、衣裳デザイン賞)にノミネートされた絶賛公開中の『メリー・ポピンズ リターンズ』。2 月 12 日(火)名古屋のミッドランドスクエアシネマにて本作の大ファンで、本作のためにオリジナル・パフォーマンスの特別映像“魔法のエキシビション”を開発した、地元名古屋市出身の浅田真央による舞台挨拶と“魔法のエキシビション“のスクリーン上映が行われた。
“魔法のエキシビション”で着用していたピンク色の衣装を纏い登場!今回、この衣装での登壇は初めてとなり、メリー・ポピンズの世界からそのまま飛び出してきたかのような浅田の登場に会場は大盛り上がりでイベントがスタートした。2012 年~2013 年シーズンのエキシビション・ナンバーで『メリー・ポピンズ』の楽曲を使用するなど、筋金入りの大ファンである浅田は、メリー・ポピンズの魅力を「ストーリーもとても素敵なんですが、メリー・ポピンズの魅力は可愛らしかったり、時には厳しかったり、でもお茶目だったり、そして美しかったり、と本当にいろんな表情を魅せてくれるところが大好きなんです。」と語る。
本作をすでに3回も鑑賞したという浅田は、この作品の見どころを「字幕版もとても素敵ですが、今日皆さんがご覧になる完全日本語吹替版は、歌の歌詞もセリフもダイレクトに伝わってくると思いますので、さらにお楽しみいただけると思います。映像もとても素晴らしくて、メリー・ポピンズならではの色合いが楽しめる夢のある映画だと思います。」と熱く答えた。
劇中のメリー・ポピンズは、人生を楽しむヒントを与えてくれたり、正しい方向へと導いてくれるような存在。それになぞらえて、浅田にとってのメリー・ポピンズとも言えるフィギュアスケートコーチの山田満知子が、映画本編や浅田の特別映像でも印象的な“桜”の花束を持ってサプライズで駆け付けるや、突然の恩師の登場に驚きと喜びを隠せない浅田。久しぶりの2ショットに大興奮の会場は、大声援と大拍手が巻き起こり今日一番の盛り上がりを見せた。「真央が引退してから「どうするのかな?」と思っていたんですが、自分でショーチームを作って全国をまわったり、またこの『メリー・ポピンズ リターンズ』という映画でとても素敵なお仕事をさせていただいたりと、真央らしい活躍をいつも嬉しく見ていました。」と嬉しそうに答える山田コーチに対し、恩師の登壇を知らされていなかった浅田は「まさか、まさかでした!!」と興奮冷めやらぬ様子で、「でも、この“魔法のエキシビション”を先生にぜひ見ていただきたいと思っていたので、今日この大スクリーンでご覧いただけるのはとても嬉しいです。先生ぜひ楽しんでください。」と目を潤ませた。
その後、“魔法のエキシビション”が映画館の大きなスクリーンで上映され、本日の衣装と同じワンピースを着た浅田が氷上で舞う姿に、山田コーチは、時折手拍子をしたり、ジャンプの時には声をあげて拍手するなど、会場の誰よりも楽しみ歓声を上げていた。浅田は「このエキシビションを作るのはとても楽しい作業でした。『メリー・ポピンズ リターンズ』を観てから、私なりにイメージして振り付けを考えて滑りました。再び大スクリーンで見ることができて嬉しかったです。」とパフォーマンスに込めた思いを語った。山田コーチは「真央はこういう曲が合ってるし上手!すごくいい感じ!」と大絶賛!最後は「メリー・ポピンズは年を取らないから羨ましいわ。」と会場の笑いを誘った。
その後のフォトセッションには、浅田も練習を重ねた大須スケートリンクの後輩たちも登場し花を添えた。最後に、これから映画を鑑賞する方々に向けて「メリー・ポピンズの夢の世界観を楽しめる作品です。ぜひ楽しんでください。」と本作を PR し大盛況のうちに舞台挨拶は終了した。