先日発表された世界最高峰の映画の祭典である第91回アカデミー賞で、長編アニメーション賞にノミネートされたディズニー・アニメーション最新作『シュガー・ラッシュ:オンライン』。1 月26日(金)時点で観客動員285万人、興行収入35億円を突破し、平成最後のアニメーション大作として大ヒット記録を更新中だ。本作の大ヒットを記念しプリンセス声優・スペシャル舞台挨拶が行われ、シンデレラ役の鈴木より子、オーロラとムーラン役のすずきまゆみが登壇!この日は様々なプリンセスのコスチュームを着たファンも詰め掛けた。14名の歴代プリンセス全員が共演する本作だからこそ実現した特別なイベントに、ファンたちは興奮と熱気に包まれ大盛況となった。
本作はプリンセスでありレーサーのヴァネロペと、大親友の心優しいゲームの悪役キャラクターラルフが、ハンドルが壊れてしまったレースゲーム“シュガー・ラッシュ”の危機を救うために、インターネットの世界に飛び出すという物語。何でも叶う夢のようなインターネットの世界で、ヴァネロペはディズニーのキャラクターが集まる人気サイト「OH MY DISNEY!」へ向かい、【プリンセスの部屋】に迷い込む。そこで出会うのが白雪姫からモアナまで、14名の歴代プリンセスたち。インターネットの世界だからこそ実現した豪華共演が大きな話題を呼んでいる。劇中と同じように実際のプリンセス声優たちも仲良しだそうで、鈴木は「まゆみさんと隣同士の席で映画を見たんです。とても壮大なお話で、感動して泣いてしまいました。」と一緒に本作を鑑賞したエピソードを披露。さらにアナ役の神田沙也加やラプンツェル役の中川翔子など、プリンセス声優8名が一堂に集結したハロウィンイベントを振り返ったすずきは「楽屋が映画の中のプリンセス部屋そのもので、ムダにいい声で、活舌もいいし、幼馴染の同窓会のように“今日はイヤリングどっちがいいかな”とか言いながら、ワイワイしてました。」と語り、鈴木は「向かいの席に座っていた神田沙也加さん(アナ役)が、“小さいころから見てました”と言ってくださったので、“夢が叶ったのね”とシンデレラのセリフを言ったんです。」とまるで映画さながらのリアル女子会だった様子を明かした。
とくに本作のプリンセス共演シーンで反響を呼んでいるのが、部屋着でくつろぐシーン。シンデレラがパンツを履いていたり、ムーランは赤いスカジャンを着ていたり、本作でしか見られない姿が大きな話題となっているが、「家族がオーロラの部屋着の T シャツにかかれた“昼寝の女王”という文字をみて、お母さんそのままだね。ムーランがかっこいい!」とすずきが話すと、鈴木は「息子に“割とセリフ多かったね”と言われました。」と家族からも大絶賛だったようだ。さらにシンデレラがヴァネロペに対し“ガラスの靴”を割る衝撃のシーンについて聞かれると、鈴木は「ガラスの靴は(シンデレラにとって)本当に大切なものだけど、仲間を守るために割ったんだと思うんです。だから力強く演じました。」と気持ちを込めて演じたことを語った。また、ムーランとオーロラの2役を担当したすずきは、「オーロラはおっとりしているので、ゆっくりと。ムーランはきりっと男らしく演じてるんです。」とプリンセスを演じ分ける秘密を教えてくれた。
この日は熱いファンのためにさらなるサプライズが!本作の大ヒットを記念したプレゼント抽選会が行われ、当選者にはなんと鈴木とすずきから直接手渡しでプレゼントを贈呈された。鈴木とすずきからプレゼントをもらったラッキーなファンは、憧れの声優を前にして感動した様子。さらに二人に質問したいことを聞かれ「大切にしているものは何ですか。」と質問すると2人は、「普段は声のお仕事なので、お会いできないみなさんとこうやって会える機会を大切にしています」と口々に話した。抽選会中も集まったファンにかけよって握手をするなど、2人の神対応に会場は温かい拍手で包まれた。
何でもアリのインターネットの世界でヴァネロペは新しい夢を持ち、ラルフは元のゲームの世界に早く帰りたいと願い、親友と違う夢を持った二人の友情に危機が訪れるが一体どんな運命が待ち受けるのか?鈴木は「おもしろく、たのしく、そして気づきのある深い作品です。」、すずきは「(映画の中で)ムーラン、オーロラでお会いしましょう。」とメッセージを送った。この冬No.1映画としてどこまで数字を伸ばすのか?ますます期待がかかる『シュガー・ラッシュ:オンライン』は大ヒット公開中だ。