SF 漫画の最高峰として語り継がれ、日本はもとより世界 17 の国と地域で翻訳された木城ゆきと原作による伝説の漫画「銃夢」。長年に渡り映画化を切望してきた巨匠ジェームズ・キャメロン製作・脚本で遂に『アリータ:バトル・エンジェル』 として、2 月 22 日より公開となる。この度、本作の主人公・サイボーグの少女アリータを全編パフォーマンス・キャプチャーで演じたローサ・サラザール、アリータの父親代わりのサイバー医師イド役のクリストフ・ヴァルツの共に初来日となる豪華キャスト及び、キャメロンから、メガホンを託されたロバート・ロドリゲス監督、キャメロンの製作パートナーとして『タイタニック』や『アバター』など大ヒット作を世に送り出してきたプロデューサーのジョン・ランドーの来日が決定した。
これまで時代を先駆するヒロインを数々描いてきたキャメロンが、新たに描くヒロイン:アリータを演じるのは、サラザール。ロドリゲス監督が「オーディションでローサを見た時、あまりの素晴らしさに泣きそうになったよ。早速キャメロンにもオーディション映像を観せると彼も絶賛し、“オーディションはもう終了だ”と言って、何度も繰り返し映像観ていたよ」と自身だけでなくキャメロンも、サラザールを大絶賛していたと明かす。さらに原作者の木城氏もまた「CG に置き換えなくてもそのままアリータで通用するんじゃないか?とか思った」とサラザールこそアリータだと太鼓判を押す。キャメロンも原作者もアリータだと認め、来日をとても楽しみにしているというサラザールが、作品が生まれた国=日本で何を語るのだろうか?
そして、「脚本を書いたのは、私の娘が 13 歳の時だった。少女が衝撃的な過去に気づき、運命と向き合っていく物語は、同時に父と娘のラブストーリーでもある」とキャメロンが、アリータとイドの関係に自身の娘への想いを重ねたことを明かしているように、本作においてイドも重要なキャラクターの1人だ。そんなイドを演じるのは『イングロリアス・バスターズ』(09)、『ジャンゴ繋がれざる者』(12)で2度のアカデミー賞助演男優賞を受賞したヴァルツ。“悪役俳優”としてその名を轟かせてきたヴァルツが、サイボーグの少女アリータと絆を築いていくイドをどのように演じているのかにも、早くも注目が集まっている。そして「僕の脚本を生かしつつ、彼自身の作品にした」とキャメロンが、信頼して監督を託したロドリゲス、半年前に全世界に先駆け、いち早くフッテージ映像をお披露目するために来日したランドー、そしてキャスト2名は、揃って2月に行われる作品をイメージした大規模なプレミアイベントに登壇する。
キャメロンが「木城先生が作った世界を映画に収まる範囲で最大限に映像化した」と日本で生まれた原作に最大限のリスペクトが込められていることを明かす本作を引っさげ来日する4名。『アバター』を上回る衝撃が、作品が誕生した日本の地で、遂にベールを脱ぐ。