累計発行部数300万部を記録し、アニメ・舞台化とメディアミックスが止まらない押見修造の人気コミック『惡の華』の実写映画化が決定した。
原作は別冊少年マガジンに2009年から5年間に渡って連載され、「このマンガがすごい!2011」オトコ編の10位にランクイン、「マンガ大賞2012」にもノミネートされた「惡の華」。
「絶望」をテーマに主人公の鬱屈とした青春と行き場のない衝動を描き、その過激なストーリー展開は読者に強烈なインパクトを与え、ティーン世代の禁断のバイブルと化し、今もなお多くの読者に愛され続けている。コミック連載中の2013年にはテレビアニメ化、2016年には舞台化を果たし、数多くの映画化のオファーを受け、原作者からの逆指名で井口昇監督がメガホンを取ることとなった。
脚本は『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』や『心が叫びたがってるんだ。』を手掛け、「アニメ界の女神」と称される岡田麿里が担当。従来のイメージを打ち破って、思春期のトラウマと魂の再生を描く。