日時:11月6日(火)
場所:新宿バルト9 シアター9
登壇者:小清水亜美、名塚佳織、三瓶由布子
テレビ放送から12年―。2017年秋より開幕した『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』の第2弾、『ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』が、11月10日(土)より全国公開となる。本作で描かれるのは、幼い頃に父をなくしたアネモネの魂の軌跡。監督・京田知己、脚本・佐藤大、キャラクターデザイン・吉田健一のオリジナル・スタッフが集結。さらに、ニルヴァーシュのオリジナルデザイナーである河森正治が新メカニック“ニルヴァーシュX”のデザイナーとして参加している。この度、『ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』が遂に完成し、披露試写会が行われた。
いよいよ今週末10日(土)に公開を迎える『ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』。その公開に先駆け本日、世界初の試写会を実施した。本作の主人公・アネモネ役の小清水は「私たちの知っている(TVシリーズの)キャラクターの知らない新しい一面が沢山見える、「懐かしさと新鮮さ」を持った作品でした。アネモネにもTVシリーズにはなかった苗字とミドルネームが付きました!」と本作に驚きを隠せなかった様子。
また、今回TVシリーズと大きく異なる背景だったことに名塚は「新たな展開でしたね。エウレカとアネモネの会話が多くて、2人の素敵な友情を描いているなと感じました。そして、レントンはいつ出てくるんだろうと思っていましたが、良いシーンに出てますよね!」と語った。
三瓶は「TVシリーズの時からアネモネは人気で、ドミニクとアネモネの関係が好きって言うファンの方々も多かったので、いよいよ形になったなと思いました!そしてドミニクがまさかあんな風に登場するなんて。」とTVシリーズを思い出しながら、人気キャラクターの新たな一面にも注目。
さらに、今回のアネモネの設定に対して小清水は「本作では、父親がいるという設定で、アネモネとしてドキドキしました。アネモネとして『お父さん』というワードを言うなんて…!アフレコの際にお父さんの名前を何度も間違えて父慣れしてなかったです(笑)。またTVアネモネはシリーズでは涙を流すこともなく、怖い顔をしていることが多かったのですが、本作では人類を救おうと柔らかい顔をしていて、新しかったですね。」とコメント。名塚は「本作のアネモネは可愛いし、かっこよくて盛りだくさんでした。
エウレカがアネモネに助けられて、レントンのいる前で言いづらいですが…惚れる!かっこよかった!」とアネモネを大絶賛!
TVシリーズでは、エウレカとレントンの淡い恋も描かれていることから三瓶は「(アネモネに対し)今回だけだからね!」と言うと会場からも笑いが。そして名塚は「エウレカもアネモネも幼いシーンもあり、人間味溢れてましたね。」とキャスト陣も新しいアネモネの一面に惚れ込んでいた。そして、本作から登場した新しいキャラクターに対しても、三瓶「(アネモネの父)石井賢がエウレカセブン史上すごくいい男でしたね!最後のシーンも…」と感動的なシーンを思い出し、小清水と名塚がシーンを再現しつつ、3人は大盛り上がり。MCから女子会のようですねとツッコミが入る場面も。
そして、この期待高まる本作の主題歌に抜擢された注目の新鋭、現役中学生アーティスト・15歳のRUANNから「本作の主題歌を歌うことにすごくワクワクしました。この曲はアネモネの不安の中にある期待を届けられると思い歌いました。皆さんに映画を観て頂き、一緒に私の曲を聞いて頂けると嬉しいです!」。とのビデオメッセージが届き、アネモネを想い作られたという主題歌「There’s No Ending」にキャスト陣は、「ドラマティックな曲で作品に浸れる曲でしたね」(小清水)、「あの曲を歌っていると思えないほど、若い!今回の素直なアネモネにぴったりな曲でしたでしたね」(三瓶)とコメント。力強く歌い上げるRUANNの若さにビックリしつつ大満足の様子だった。
そして前作の主人公・レントン役の三瓶から、本作の主人公・アネモネ役の小清水に【ハイエボリューションの主人公のバトンタッチ】ということで、エウレカ役の名塚立合いのもと、アネモネの役名にちなみ、今の季節にはとてもめずらしく貴重な“アネモネの花”の花束が贈られることに。花束をガリバー(着ぐるみ)が運び三瓶に渡すと会場からは笑いが。そして三瓶から小清水に花束が渡され「(レントンの声で)アネモネ、おめでとう!」と発せられると、会場からは盛大な拍手が巻き起こった。
最後に、あらためて映画の見どころとして「ずっとエウレカがうらやましかったアネモネが、今回『ANEMONE』というタイトルまでつけていただいて、ある意味夢が叶った気持ちです。色んな新しい表情、関係性を観て頂き楽しんで貰いつつ、謎も残しているので、未来へのワクワクも感じて観て頂けたらと思います。ハイエボリューション1に続き、新しいエウレカセブンを皆さんに続けて応援頂けると嬉しいです」(小清水)、「かわいらしい、決意を持っている部分のアネモネを見れて、私自身もうれしい。そしてガリバーもいっぱい出てきて。私が(アネモネとエウレカが)2人で走るシーンで奥にもガリバーも写っており、何回も観ちゃいました。お気に入りのシーンがたくさんあるので皆さんにも何度も観てほしいです。」(名塚)、「一言で言うなら、最後のシーンが私はおすすめです!(笑)戦うシーンだったり、そこに流れるテクノの音楽を聞いて、熱い気持ちが沸き上がるのがエウレカセブンの一つの形だと思います。また本作は前作に続き、父親がキーワードなので、アネモネの成長を楽しみに!ありがとうございました。」(三瓶)と、それぞれが熱いメッセージを送った。
イベントは大盛況の中幕を閉じ、試写会後SNS上では、「全く新しい切り口で描かれる本作ANEMONEですがこれぞエウレカと思える素晴らしい仕上がりです!より多くのエウレカセブンが大好きな人たちに観て欲しい!僕もまた観ます!」「なるほどー、そうきたか!そういうことか!いやまだよくわかんないけど!←詳しくは語らないけど、期待は大きく超えてきてくれた。早いけど第3作も楽しみだぞ!」「エウレカセブンがいい意味でまた期待を裏切ってくれて、本当に素晴らしい作品だと再認識させてくれる2作目でした。3作目でこの作品の全てのマスターピースになるのが本当に楽しみです。」などなど…、エウレカファンたちも興奮冷めやらぬ様子。今週末10日(土)からの公開に一層の期待が高まった。