『万引き家族』中国初登場4位の大ヒットスタート!!本年度公開の実写邦画オープニング興収No.1(2018年8月現在)アジア各国で旋風を巻き起こす!

『万引き家族』中国初登場4位の大ヒットスタート!!本年度公開の実写邦画オープニング興収No.1(2018年8月現在)アジア各国で旋風を巻き起こす!
提供:シネマクエスト

6月8日(金)より是枝裕和監督作『万引き家族』が、大ヒット公開中だが、アジア各国でも大ヒットを記録し、8月3日に中国全土約6000スクリーンにて公開、中国で公開された是枝監督作品『万引き家族』が週末興行成績が第四位(48,600千元/約7.9億円)の大ヒットスタートとなった。今年公開された全実写邦画のオープニング成績も超えている。※2/2公開『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(16790千元/約2.6億円)が年内実写邦画1位のオープニング興行。

中国作品以外のパルム・ドール賞受賞作品として、初めての中国商業公開となる本作。6月23日の上海映画祭では是枝監督、松岡茉優、城桧吏が、7月31日には、リリー・フランキーと佐々木みゆが訪中し、毎回熱烈な歓迎を受け、多くのメディアで取り上げられた。また、中国の映画サイトMAOYANでは8.8というレビュー評価で高得点をマーク、「この作品は要ティッシュ持参で、座って、静かに観て、この作品の本質を受け止めるに値する映画だ」「とても癒される作品だ。家族の皆は隠さなければいけない秘密をそれぞれが抱えているが、いつも他者のことを考えている」など、中国の観客にも本作の深い感動が伝わっているようで、最終の興行成績に期待が寄せられる。

また、アジア各国での公開状況については、香港(7月5日公開)では、『そして父になる』対比156%というオープニング成績、台湾(7月13日公開)でも、『そして父になる』の成績を2倍以上も上回る成績を叩き出すという大ヒットスタートを記録!香港、台湾の人々の心にも深く響いたようで、号泣する観客が続出!大作がひしめく中、負けず劣らずの大健闘の興行を繰り広げている。

更に、7月26日(現地時間)より公開となった韓国でも、アートハウスランキングでは1位を獲得する大ヒットスタートを記録!既に是枝監督人気の高い韓国だが、パルム・ドール受賞や日本やアジア各国でのヒット効果もあり、目標動員を大きく上回るスタートを切った。7月29日、30日(現地時間)には、是枝監督が来韓し、大量のパブが露出されたことに加え、レビューサイトでも高い評価を得て口コミ効果に繋がり、二週目を迎えた先週末も大作にスクリーンを占拠されながらも落ちの少ない興行を続けており既に累計9万人を動員、大ヒットした『そして父になる』(12万人動員)を超える勢いをみせている。

このアジア圏で続く本作のヒットについて是枝監督は以下の通りコメントを寄せている。

是枝裕和監督コメント
『万引き家族』が、日本のみならず、アジア各国で、多くの観客の方々に観ていただけているとのこと。ありがとうございます。このところ自分としては大きな規模での公開作品が続いていたので、今回は初心に返って、ミニシアターで自作を展開していた時のように、小さく産んで息長く育てていく、というつもりでした。なので、この予想外の結果には正直、喜びよりは、驚きの方が強いです。カンヌ映画祭での受賞の効果はもちろんなのですが、公開に合わせて、過去の作品の回顧上映などを企画して頂いたりと、現地の配給宣伝の方々のご尽力も肌で感じています。この成果を、良い形で次につなげていければと思います。

最終更新日
2018-08-07 12:00:09
提供
シネマクエスト(引用元

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